DeNA・山﨑、阪神・藤川…セ・リーグ各球団の守護神総崩れの背景に何が?!

7月20日(月)17時0分 ココカラネクスト

 セ・リーグの防衛戦線に異状アリだ。各球団の守護神たちが、軒並み打ち込まれ、その座を次々と追われている。

 19日にはDeNAの山﨑康晃投手が背信投球を犯してしまった。巨人戦で1点リードの9回に登板。2死二塁から丸に同点のタイムリー内野安打を許し、降板した。救援した国吉が岡本に痛恨の決勝2ランを浴び、チームは5連敗となった。

 ラミレス監督は「考えようかなと思う」と山﨑の配置転換の可能性を示唆した。昨季まで2年連続セーブ王。安定感はリーグ屈指で、侍ジャパンの抑えも務める右腕でさえも、今季は不安定な投球が続いている。9試合でリーグ単独トップの6セーブを挙げているが、この日で2敗目となり、防御率は6・48。8回1/3を投げ被安打14の数字で分かる通り、ほぼ毎回安打を許している。できれば3者凡退、という信頼感が求められるクローザーとしては、厳しい数字ではある。

 そして、セ・リーグの他球団へと目を移せば、多くのチームで開幕守護神たちが抑え降格となっている。

 広島は南アフリカ共和国出身の新外国人スコットが抑えを託されたが、開幕3戦目の6月21日DeNA戦でいきなり逆転負け。7月2日のヤクルト戦でも逆転負けを食らい、2軍での再調整を余儀なくされた。リフレッシュ後、再登録され、18日のヤクルト戦では点差の開いた楽な場面で起用されたが、ここでも1イニングで3失点。ここまで6試合で防御率22・50の数字はいただけない。

 代役に指名された菊池保則投手も、19日のヤクルト戦で1点リードの9回にリードを守れず救援失敗。試合は引き分けに終わった。ここまでわずか1セーブ。チームの不調もあり出番が限られているが、盤石には映らない。

 中日は岡田俊哉投手が抑えから中継ぎに降格した。ここまで14試合で2敗3セーブ、防御率3・86。後任はマルティネスが務め、2セーブ、防御率0・90と悪くない。

 阪神は名球会入りの条件となる日米通算250セーブにあと5セーブと迫っている藤川球児投手が、本来の球威と切れを失い2軍落ち。5試合で2敗2セーブ、防御率15・75と昨季復活したはずの火の玉ストレートは影を潜めた。こちらも助っ人のスアレスが後任に託されている。

 巨人は昨季同様、デラロサが抑えで開幕し、6試合で4セーブ、防御率1・80。まずまずの滑り出しだったのだが、7月上旬に左脇腹の肉離れで戦線離脱してしまった。現状は抑えは固定せず、沢村拓一、中川皓太らを状況に応じて送り込む方針のようだ。

 ヤクルトは石山泰稚投手が12試合で1勝1敗4セーブ、防御率3・86。抜群の安定感とまではいかないが、離脱することなく仕事をこなしている。今季は最下位予想が多かった中で、下馬評を覆し現在2位。チームが好調な要因の一つとも言えそうだ。

 6チーム中4チームが、すでにクローザー交代を迫られている。リーグのクローザーの顔とも言える山﨑まで、守護神総崩れの波にのまれてしまうのか。今季は開幕の大幅な遅れによる過密日程で、常に6連戦が続く。身体的に過酷な状況で、すぐの立て直しは難しい。セ・リーグはCSを行わないため、2、3位狙いも意味がなく、この時期につまずくと巻き返しは困難。さまざまな事情が絡み、まだまだクローザー選びに多くのチームが頭を悩ませる状態は続きそうだ。

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[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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