J1、J2、J3今節の見どころは? 宇佐美貴史、関根貴大らの“デビュー”はあるか。J3では大阪ダービー開催!【編集部フォーカス】

7月20日(土)8時0分 フットボールチャンネル

名古屋グランパス対ガンバ大阪

 明治安田生命Jリーグは今週末、J1第20節、J2第23節、J3第17節を迎える。徐々に勝ち点差は広がり、勢力図ができつつあるが、リーグはまだまだ続く。今節はどのような対戦カードが組まれているのか。注目試合や選手、見どころをピックアップした。

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注目カード(明治安田生命J1リーグ)
名古屋グランパス対ガンバ大阪 7月20日 18:00

注目選手
FW:宇佐美貴史(G大阪)

 20日、ガンバ大阪は明治安田生命J1リーグ第20節で名古屋グランパスと対戦する。G大阪はリーグ戦過去5試合で名古屋に対しわずか1回しか勝利することができていないなど、風間八宏監督率いるチームを苦手としているが、果たして今節は勝利を収めることができるだろうか。

 前節は清水エスパルスと対戦したG大阪。試合は終盤まで0-0と拮抗した展開となったが、88分に矢島慎也が待望の今季リーグ戦初ゴールを記録し、1-0で勝利を収めている。これで同クラブはリーグ戦直近4試合を3勝1敗とするなど、好調を維持。一時は降格圏に沈んでいたが、順位も第19節を終えた時点で11位にまで回復させている。

 しかし、不安な要素もある。G大阪は今夏に選手を大量放出しているのだ。エースとしてチームを牽引してきたファン・ウィジョはボルドーへ、昨季残留の立役者となったベテランの今野泰幸はジュビロ磐田へ旅立ち、18歳の中村敬斗もオランダのトゥエンテに移籍している。さらには田中達也や藤本淳吾、オ・ジェソクといった選手も新天地へ旅立つなど、同クラブは今夏だけで6人もの選手を手放している。

 ただ、選手が多く抜けていくその中で奮闘が期待される新加入選手がいるのも事実。最も注目されているのはFW宇佐美貴史だろう。

 G大阪の下部組織で育ち、2009年にトップチーム昇格を果たした同選手は、翌2010年にJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞するなど瞬く間にクラブの新たな顔として君臨。その後、バイエルン・ミュンヘン、ホッフェンハイム在籍を経て2013年に再びG大阪の一員となったが、変わらず主力として活躍し、2014年には国内三冠達成に大きく貢献している。

 そして、アウクスブルク、デュッセルドルフ在籍を経て今回が二度目のG大阪復帰となった同選手は、この名古屋戦が再デビューの場となる可能性が高い。ロシアワールドカップにも出場したアタッカーは、果たして今回チームにどういったものをもたらすか。注目である。

ジュビロ磐田対浦和レッズ

注目カード(明治安田生命J1リーグ)
ジュビロ磐田対浦和レッズ 7月20日 19:00

注目選手
MF:今野泰幸(磐田)
MF:関根貴大(浦和)

 20日、明治安田生命J1リーグ第20節ではジュビロ磐田対浦和レッズのカードが組まれている。ホームチームは下位脱出を目指すためにも連勝を、アウェイチームは上位進出を目指すために勝ち点3を奪いにいく。

 ジュビロ磐田は前節、松本山雅との「裏天王山」に挑んだ。試合は拮抗した展開となったが、鈴木秀人監督が後半途中にピッチへ送り出したロドリゲスが85分に値千金の決勝ゴールをマーク。下位対決を見事制し、リーグ戦では5月18日の第12節、ベガルタ仙台戦以来となる勝ち点3を奪った。順位は16位とまだ残留への道のりは厳しいものになるだろうが、ここで一つ勝ち星を得られたことは、チームにとって大きな自信となることだろう。

 一方、浦和は前節、アウェイで横浜F・マリノスと対戦。立ち上がりから主導権を握られ押し込まれた同クラブは判定にも泣き、遠藤渓太、仲川輝人、エジガル・ジュニオにゴールを奪われて1-3で敗北。アウェイ戦2連敗となり、勝ち点を伸ばすことができなかった。

 そんな両者が激突する今節。注目はお互いの新加入選手だ。

 磐田はガンバ大阪からMF今野泰幸を獲得。日本代表としてワールドカップ2大会に出場したベテランは、下位に沈むチームを豊富な経験値と確かな安定感を武器に救い出したいところ。公式戦の出場は6月26日以来ないが、コンディション面等に問題がなければ浦和戦で新天地デビューを果たす可能性も高い。

 そして浦和にはインゴルシュタットよりMF関根貴大が加入。ドイツ、そして昨季プレーしたシント=トロイデンでは怪我の影響などもあって苦しんだが、浦和にとっては大きな戦力となることだろう。2年ぶりの復帰となった同クラブでそのキレ味鋭いドリブルを再び披露するのか。注目だ。

東京ヴェルディ対愛媛FC

注目カード(明治安田生命J2リーグ)
東京ヴェルディ対愛媛FC 7月20日 19:00

注目選手
MF:小池純輝(東京V)

 2018シーズンは入れ替え戦でジュビロ磐田に敗れ、惜しくもJ1昇格を逃した東京ヴェルディ。ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督はセレッソ大阪に去ったが、代わりにギャリー・ジョン・ホワイト氏を指揮官に迎え入れ、昨季届かなかったJ1昇格を果たすべく今季のスタートを切った。
 
 しかし、開幕から2連敗を喫すると、その後も勝ち点3を取りこぼす試合が目立った同クラブ。5月には3連勝を果たしたこともあったが、その後に連敗を喫するなどなかなか上位進出へのキッカケを掴めずにいた。

 前節はアウェイでツエーゲン金沢と対戦した東京V。後半開始早々の49分に山根永遠に先制ゴールを決められるなど苦しい展開に持っていかれたが、74分に林陵平の得点で何とか同点に追いつく。試合はそのまま終了したが、被シュート数は27本となっているなど、苦戦を余儀なくされてしまった。これで東京Vはリーグ戦2試合勝ちなしとなり、順位も13位となっている。

 その試合から3日後の17日、クラブはG・ホワイト監督の退任を成績に発表。合わせて、それまでユースチームを率いていた永井秀樹氏がトップチームの新監督に就任することが決定したのだ。

 そんな永井監督の初陣となるのが、20日の愛媛FC戦である。アウェイチームも現在18位と苦しんでいるが、ここ最近はモンテディオ山形やヴァンフォーレ甲府といった上位陣相手に粘り強い戦いを見せており、東京Vにとってはホームと言えど侮れない相手になるはず。リーグにおけるホーム戦での勝利は5月11日のアビスパ福岡戦以来ないが、果たして勝ち点3を掴めるか。

 注目選手はMF小池純輝。G・ホワイト監督の下、ここ最近は主に右ウィングバックで出場を果たしていた同選手は、今季リーグ戦でチームトップとなる7得点をマークしているなど攻守両面における存在感は大きい。永井新監督の下でもその威力を発揮できるか。

京都サンガF.C.対大宮アルディージャ

注目カード(明治安田生命J2リーグ)
京都サンガF.C.対大宮アルディージャ 7月20日 19:00

注目選手
MF:仙頭啓矢(京都)
FW:フアンマ・デルガド(大宮)

 20日、明治安田生命J2リーグでは注目の上位対決が組まれている。第22節を終えた時点で首位に立つ京都サンガF.C.と同4位につける大宮アルディージャによる一戦だ。両者の勝ち点差はわずか「1」。白熱したゲームとなることだろう。

 京都は前節、モンテディオ山形との首位攻防戦に挑んだ。前半はやや相手に押し込まれる展開となったが、54分にエース・一美和成がコーナーキックの流れから待望の先制ゴールをマーク。その後も粘り強く戦った京都はそのまま1-0の逃げ切りに成功し、山形を首位の座から引きずり下ろした。

 今節も引き続き上位陣との対戦となる京都だが、ここで勝利を収めることができればJ1昇格への道はグッと近づくことになるだろう。注目選手はMF仙頭啓矢。プロ2年目となった昨季はリーグ戦39試合でわずか1得点と苦しんだが、今季はすでに6得点をマークしているなど自身初のリーグ二桁得点到達に大きく近づいている。ここ2試合はゴールから遠ざかっているが、大宮戦ではチームを救う一撃を沈めたいところだ。

 一方、アウェイの大宮は前節、ホームで鹿児島ユナイテッドFCと対戦。前半からエンジン全開で挑んだ同クラブは14分にフアンマ・デルガド、32分に吉永昇偉、38分に奥抜侃志がゴールを沈めるなど前半だけで3-0とリードを大きく広げる。後半に入っても勢いを落とさなかった大宮は茨田陽生などにも得点が生まれ、6-0と大勝。申し分ない結果となった。

 迎える今節、大宮は京都に勝利し、他会場の結果次第では首位に立つこともできる。J1昇格へ向け絶対に落とせない一戦だ。注目選手はFWフアンマ・デルガド。前節の鹿児島戦ではハットトリックを果たすなどその威力を発揮し、早くもリーグ戦二桁得点到達も果たした。今節も京都相手にそのパワーや抜群の決定力を見せつけたいところ。大宮を勝利に導くのはこのエースに他ならない。

セレッソ大阪U-23対ガンバ大阪U-23

注目カード(明治安田生命J3リーグ)
セレッソ大阪U-23対ガンバ大阪U-23 7月21日 18:00

注目選手
FW:安藤瑞希(C大阪U-23)
FW:高木彰人G大阪U-23)

 21日には明治安田生命J3リーグでセレッソ大阪U-23とガンバ大阪U-23による“大阪ダービー”が開催される。ホームチームは第16節を終えた時点で4位、アウェイチームは同8位につけている。こちらも、白熱した一戦となることだろう。

 C大阪U-23は前節、2位のギラヴァンツ北九州と対戦している。24分にディサロ・燦シルヴァーノに先制ゴールを許すが、49分に中島元彦、85分に安藤瑞希が得点を奪って見事な逆転勝利を収めている。これでC大阪U-23はリーグ戦4試合負けなしの2連勝とし、順位も4位にまで上げている。リーグ戦16試合を終えた時点での得点数「28」はJ3リーグ最多の成績。攻撃陣が好調を維持している。

 G大阪U-23戦の注目選手はFW安藤瑞希。前節の北九州戦ではチームを勝利に導く決勝ゴールをマークするなどその存在感を示した。現在リーグ戦では7得点を挙げているが、これはチームトップの成績。大阪ダービーでも得点源として期待される。

 一方、G大阪U-23は前節、下位に沈む福島ユナイテッドFCと対戦。25分に武颯に先制を許し、苦しい展開に持っていかれたが、33分に芝本蓮が同点弾を叩き込むなど一時同点に追いつく。しかし76分に田村亮介に勝ち越し弾を与え万事休す。1-2で敗れ、いわてグルージャ盛岡戦に続く連敗となった。順位も8位に後退している。

 今節での3連敗だけは避けたいG大阪U-23。そんな中、注目選手に挙げるのはFW高木彰人だ。J3リーグでここまで全試合スタメン出場を果たしているストライカーは、今季ここまで8得点をマーク。もちろんこれはチームトップタイの成績であり、J3リーグの得点ランキングでも2位タイにつけるなど好調を維持している。二桁得点到達もすぐそこまで迫ってきており、得点王の座も狙えずはずだ。C大阪U-23戦でその怖さを発揮できるか。

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