DFベン・デイヴィスがレンジャーズに完全移籍…21年2月加入のリヴァプールでは出場ならず

2022年7月20日(水)16時37分 サッカーキング

ティルマン(右)とともに親善試合のウェストハム戦でファンに挨拶したベン・デイヴィス(左) [写真]=SNS Group via Getty Images

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 レンジャーズは20日、リヴァプールからイングランド人DFベン・デイヴィスが完全移籍で加入することを発表した。

 デイヴィスとレンジャーズは2026年夏までの4年契約を締結。イギリス紙『ガーディアン』によると、レンジャーズがリヴァプールに支払う移籍金は400万ポンド(約6億6000万円)ほどになるようだ。

 左利きのセンターバックであるデイヴィスは現在26歳。プレストン・ノースエンドの下部組織出身で、レンタル移籍を繰り返した後に同クラブの主力へと成長し、公式戦通算145試合に出場した。

 そんなデイヴィスは、2020−21シーズン終了後のプレストンとの契約満了に伴い、セルティックに移籍する予定だった。しかし、2021年2月1日、リヴァプールは当時負傷者が続出していたセンターバックの緊急補強として同選手を獲得。移籍金50万ポンド(約8300万円)+ボーナス最大110万ポンド(約1億8000万円)、売却時に移籍金の20パーセントを支払う契約でプレストンと合意していた。

 リヴァプール移籍後の2020−21シーズン後半は公式戦8試合でベンチ入りを果たした。ただ、イングランド人DFナサニエル・フィリップスらの台頭もあり、結局デイヴィスは出場機会を得られなかった。2021年8月にシェフィールド・Uへの期限付き移籍が決まり、2021−22シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)では21試合に出場した。

 結果的に公式戦での出場なくリヴァプールを退団したデイヴィス。レンジャーズ加入に際し、「レンジャーズへの加入をとてもうれしく思っている。自分のキャリアにおいて次のステップに進むことをとても楽しみにしている」とクラブ公式サイトを通じてコメントしている

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