FWセルロートのソシエダ移籍が間近に? ライプツィヒがキャンプ不参加を発表「契約交渉のため離脱」

2023年7月21日(金)12時29分 サッカーキング

セルロートのソシエダ移籍が近づく [写真]=Getty Images

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 ライプツィヒは20日、同クラブに所属するFWアレクサンダー・セルロートが他クラブとの契約交渉のため、トレーニングキャンプに帯同しないことを発表した。

 1995年12月5日生まれのセルロートは現在27歳。母国ノルウェーのローゼンポリスでプロキャリアをスタートさせた“巨人ストライカー”は、ボテ・グリムトやフローニンゲン、トラブゾンスポルなどを経て、2021年夏にライプツィヒからレアル・ソシエダにレンタル移籍加入した。初年度は公式戦8得点を記録すると、レンタル延長となった昨シーズンは公式戦14得点の活躍。特に、前半戦はMF久保建英との“凹凸”コンビで攻撃を牽引するなど、10シーズンぶりとなるチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献した。

 シーズン終了に伴い保有元のライプツィヒに復帰したセルロートに関しては、レアル・ソシエダのロベルト・オラべSD(スポーツディレクター)が最優先補強対象と公言しており、完全移籍での獲得に向けた交渉に臨んでいた。選手本人もレアル・ソシエダ行きを希望している反面、両クラブ間では移籍金の折り合いがついておらず、また他クラブも関心を寄せていることから、交渉は複雑化。プレシーズンの始動日までに合意に達することはなく、セルロートはライプツィヒで新シーズンへの準備を進めることになっていた。

 そんな中で20日、ライプツィヒはクラブ公式SNS上にて「アレクサンダー・セルロートは南チロルでのトレーニングキャンプに参加しない。現在は契約交渉のためチームから離脱中」と発表した。スペイン紙『アス』は、交渉相手については触れられていないものの、これはレアル・ソシエダであると断言。ライプツィヒ側が離脱を認めたのは、両クラブ間で合意間近であることを示しているという。移籍金は1000万ユーロ(約16億円)から1200万ユーロ(約19億円)の間と見られており、契約期間は3年とのことだ。

 これまでに9つのクラブ・8つのリーグでプレーし、スュペル・リグ(トルコ1部)では得点王にも輝いたセルロート。ここ数シーズンは燻っていたが、イマノル・アルグアシル監督の下で本領を発揮した“巨人ストライカー”の完全移籍が近づいている。

サッカーキング

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