ローマ加入のディバラ、背番号「21」選択の経緯を明かす「10番はトッティのもの」

2022年7月22日(金)20時0分 サッカーキング

今夏ローマに加入したディバラ [写真]=Getty Images

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 今夏ローマに加入したアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、移籍の決め手や新シーズンへの意気込みを語った。21日、クラブの公式サイトがコメントを伝えている。
 
 現在28歳のディバラは、2015年夏から所属していたユヴェントスを、契約満了に伴い2021−22シーズン限りで退団。複数クラブからの関心が伝えられた中、同選手が新天地に選んだのはローマだった。「ここに来ることができて本当に嬉しいよ。新しい監督やチームメイト、そしてクラブで働くすべての人に会いたいと強く思っていたんだ」と加入の喜びを口にしたディバラ。加入の決め手については次のように語り、ジョゼ・モウリーニョ監督の存在が大きかったと明かした。

「決め手はいくつかあるが、監督やゼネラルマネージャー、会長、そしてクラブのオーナーと話したことが主な理由だった。彼らはとても説得力があり、それは僕にとってとても重要なことだった。ボス(ジョゼ・モリーニョ監督)は自分の考えをはっきりと持っていた。それが大きな理由の一つだよ。彼とは長い時間話した。とても良い会話だったよ。僕は幸運にも史上最高の選手たちとプレーしてきたが、今度は史上最高の監督の一人と一緒に仕事ができるね」

 ユヴェントスでは、7シーズンで公式戦293試合に出場し115ゴール48アシストを記録したディバラ。ローマでも多くの得点をもたらすことが期待されている。新シーズンに向けては「精神的にも肉体的にも最高の状態に仕上げ、チームの力になりたい。昨シーズンで身につけたメンタリティーと、自分の経験で、チームが勝ち続けるための手助けをしたいと思っているよ」と、意気込みを語った。

 一部では、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏が着用していた背番号「10」を継承するとも噂されていたディバラだが、新たな背番号は「21」に決定した。ディバラは、クラブ側から背番号「10」をオファーされたことを明かしつつ、背番号選択の経緯について次のようにコメントした。

「ゼネラル・マネージャーは、トッティが着用し、クラブにとって重要な意味を持つ背番号「10」を僕に勧めてくれた。でも、このシャツと背番号は彼のものであるべきだと思うよ。彼がこの街とファンにとってどんな存在であるかを考えればなおさらそう思う。多くの尊敬と責任が必要な背番号を勧めてくれたことに感謝したい。いつか着るかもしれないけれど、今は21番をつけられて幸せだ。僕が成功を収め始めた時に着けていた番号だからね」

サッカーキング

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