首位・神戸は2点のリードを許すも、大迫の2ゴールで同点に…川崎Fと勝ち点「1」を分け合う

2023年7月22日(土)21時6分 サッカーキング

ヴィッセル神戸対川崎フロンターレ [写真]=金田慎平

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 明治安田生命J1リーグ第16節延期分が22日に行われ、ヴィッセル神戸と川崎フロンターレが対戦した。

 リーグ戦2連勝中で首位に立つ神戸が、15日に行われた“BIG神奈川ダービー”を制し、リーグ戦2連勝中と好調の川崎Fを『ノエビアスタジアム神戸』に迎えての一戦。一進一退の攻防が続く中、23分、アウェイの川崎Fが先制に成功する。家長昭博のパスをペナルティエリア左の深い位置で受けた山田新が中央に折り返しのボールを送ると、ボールはファーでフリーとなっていた脇坂泰斗のもとへ。脇坂は右足を振り抜き、ボールをゴールへと突き刺した。

 川崎Fの勢いは止まらない。30分、脇坂のCKのクロスボールにジョアン・シミッチがヘディングでペナルティエリア内中央に折り返すと、勢いよく飛び込んだ宮代大聖がヘディング合わせ、追加点を奪った。

 2点を追いかける神戸は42分、決定機を迎える。CKのチャンスを得ると、初瀬亮がクロスボールを供給。ペナルティエリア内中央でフリーとなった武藤嘉紀がヘディングで合わせたものの、ボールはゴール右隅に外れ、ゴールとはならなかった。前半はこのまま終了し、川崎Fが2点のリードで試合を折り返した。

 59分、神戸が1点を返す。ペナルティエリア左の深い位置でボールを受けた初瀬がクロスボールを供給すると、このボールがペナルティエリア内にいる家長の手に当たり、PKを奪取。このPKを、キッカーを務めた大迫勇也がきっちりと決め、神戸が1点差に詰め寄った。

 攻勢を強める神戸は続く62分、CKのチャンスを得ると、汰木康也のクロスボールにペナルティエリア内中央で待ち構えていた大迫がヘディングで合わせ、ボールをゴール右隅に流し込んだ。

 追いつかれた川崎Fは74分、ペナルティアーク付近の混戦からこぼれたボールに素早く反応した橘田健人がシュートを放つ。しかし、このシュートは神戸GK前川黛也に防がれ、ゴールとはならなかった。

 その後、両チーム共に勝ち点「3」を目指したがゴールは生まれず、試合はこのまま終了。勝ち点「1」ずつを分け合い、神戸、川崎F共に連勝は「2」で止まった。神戸は8月2日、天皇杯4回戦でヴァンフォーレ甲府戦を迎え、6日にはJ1リーグ第22節で横浜FCと対戦する。一方、川崎は7月29日に「スカパー! ブンデスリーガジャパンツアー2023 Audi Football Summit」でバイエルンと対戦し、8月2日には天皇杯4回戦で高知ユナイテッド戦を迎え、続く6日にはJ1リーグ第22節でガンバ大阪と対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸2−2川崎フロンターレ

【得点者】
0−1 23分 脇坂泰斗(川崎フロンターレ)
0−2 30分 宮代大聖(川崎フロンターレ)
1−2 59分 大迫勇也(ヴィッセル神戸)
2−2 62分 大迫勇也(ヴィッセル神戸)

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