「オオタニは人間じゃない」規格外の存在感を放つ大谷翔平に敵記者も脱帽「明らかに馬鹿げている」

2023年7月24日(月)18時0分 ココカラネクスト

パイレーツとのカード最終戦で驚愕の一打を放った大谷。彼の図抜けたパフォーマンスには、敵記者も驚きを隠せなかった。(C)Getty Images

 3連戦で大谷翔平(エンゼルス)が放った凄まじい存在感は、目の肥えた球界関係者も唸らせ続けた。

 現地時間7月21日から本拠地で行なわれたパイレーツとの3連戦をエンゼルスは2勝1敗と勝ち越した。このカードにおいて小さくない貢献を果たしたのが、投打で活躍した大谷だった。

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 打ってはシリーズ最終戦である23日に打球速度112・9マイル(約181・7キロ)、角度19度の低弾道の36号ソロアーチをマーク。投げては21日の試合で先発登板をし、6.1回(87)を投げて5失点ながら9奪三振を記録。試合後に本人も「よくはなかった」と語る内容だったものの、8勝目をマーク。蓄積疲労が出始めるなかで粘りは見せた。

 規格外というべき投打での活躍ぶりには、パイレーツを追う識者たちも改めて賛辞を送っている。ピッツバーグの地元紙『Pittsburgh Post Gazette』は「オオタニは人間じゃない。スペクタクルと熱狂と興奮」と銘打ったレポート記事を掲載。そのなかで、日ごろから贔屓チームを追っているジェイソン・マッキー記者は、大谷への熱い想いを記している。

「いまオオタニがやっていることは明らかに馬鹿げている。それゆえに彼がトレードされる可能性がしきりに論じられ、フリーエージェント後に手にする契約の規模は計り知れない。彼が次にどこへ向かい、何をするのかという絶え間ない熱狂があるのだ」

 また、同紙でコラムニストを務めているジーン・コリアー氏は「オレンジカウンティ(エンゼルスの本拠地)で6年目の夏を迎えたショウヘイ・オオタニ。彼の驚異的な業績の数々は、毎晩のように増えている」と今季の大谷がいかに凄まじいかを強調した。

 話題の尽きない大谷の圧倒的なポテンシャル。その格の違うスター性は、球界を席巻し続けている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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