思わず、岡田彰布監督をも笑顔にさせた巨人35歳外野手の"実力"とは【オールスターゲーム】
2024年7月24日(水)13時19分 ココカラネクスト
丸は好調を維持している(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext
「マイナビオールスターゲーム2024」第1戦が7月23日に北海道・エスコンフィールドで行われ、全セが11−6と全パを下した。
全セの打線が爆発した。2回、全パ先発の山崎福也(日本ハム)に対し、10安打3本塁打、球宴史上初となる1イニング9得点と猛攻を見せた。
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歴史的イニングの幕開けは「4番・一塁」で先発した岡本和真(巨人)の中前打から始まった。打線がつながる中、同イニングでは、なかなか通常の試合では見られないほっこりしたシーンも大きく話題を集めた。「2番・右翼」で先発出場した丸佳浩(巨人)は2回二死三塁から右翼席に2ランを放つと、お決まりの「丸ポーズ」をベンチ前でくり広げた。
異例のシーンとなったのは全セの指揮を執った阪神、岡田彰布監督も満面の笑みを浮かべ、「丸ポーズ」を行ったことにあった。同シーンがウェブ記事などで報じられるとまもなく、Xでもトレンド入り。普段は戦況を見つめる厳しい顔つきが多いとあって、ネット上でも「岡田監督、かわいい!」「癒される」「球宴らしくていい!」など好感の声が高まった。
岡田監督は同ポーズについて、全セのコーチを務めたDeNA・三浦大輔監督や、広島・新井貴浩監督らに促されたとしたが、勢いのあるベテランの一振りに押し出される形となった。
丸はこの試合でホームラン以外にも2安打2打点の活躍で敢闘選手賞に輝いた。
今季35歳シーズンとなる丸は前半戦首位ターンとなったチームでも強く存在感を示している。前半戦を終え、打率は「.309」とドミンゴ・サンタナ(ヤクルト)に次ぐ2位と好調をキープ、前半戦途中からリードオフマンに定着、チャンスメイクに加え、勝負強い打撃も光るなど、チームをけん引している。
引き続き球宴第2戦の活躍、まもなく始まる後半戦でも快進撃へ期待が高まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]