19完封の巨人・菅野智之が現役1位、金田正一をも上回る数値とは?

7月24日(金)6時0分 SPAIA

巨人・菅野智之ⒸSPAIA

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21完封の金子弌大に次ぐ2位も「完封率」では1位

巨人・菅野智之が7月21日の中日戦で今季2度目の完封勝利を挙げた。被安打3、11奪三振の完璧な投球で4勝目。3日の中日戦の初回から続ける連続無失点も23イニングに伸ばした。
菅野の完封勝利は現役2位の通算19度目。1位は金子弌大(日本ハム)の21度となっており、3位が松坂大輔(西武)の18度、4位が岸孝之(楽天)の16度、5位が吉見一起(中日)の13度、以下、内海哲也(西武)、涌井秀章(楽天)、則本昂大(楽天)、能見篤史(阪神)、和田毅(ソフトバンク)と続く。

NPB現役完封勝利ランキング


投手の分業制が浸透した今、完封の価値は相対的に上がっている。一人で投げ切るにはスタミナが求められるだけでなく、できる限り少ない球数で抑える技術や制球力が必要。

結果として中継ぎ、リリーフ陣を休ませることにもつながり、チームとしては1勝以上の価値があると言っても過言ではないだろう。
完封勝利の現役選手ランキングでは2位だが、通算勝利数に占める完封勝利の割合は.209で堂々の1位。5勝に1勝以上が完封と考えれば、いかにチームに貢献しているかが分かる。
通算5完封以上を記録している現役投手の中で最高の数字で、21完封をマークしている金子弌大でも.164だから、菅野の完封率はずば抜けているのだ。

400勝投手・金田正一でも完封率は.205

では、歴代のランキングと比較してみよう。

NPB通算完封勝利ランキング


1位はスタルヒンの通算83完封、2位は金田正一の82完封と、現役選手とは比較にならない数字が並んでいる。ランキングに名を連ねるのは、1970年代までに活躍した投手がほとんどで、登板回数が多く、完投するのが当たり前という時代。絶対数で現役選手と比較するのは無理があるというものだ。
そこで完封率を見てみると、歴代ベスト10の投手の中で3割を超えるのは戦前から戦後にかけて巨人、中日で活躍した藤本英雄のみ。他の9人は2割台で、400勝投手・金田正一は.205と、菅野よりも低いのだ。
今季のプロ野球で完封勝利を挙げたのは、2度マークしている菅野のみ。ヒーローインタビューでは「常に完封目指して頑張ります」と宣言した。今や完封にこだわる投手すら少ない時代。巨人のエースナンバーを背負う菅野の偉大さが浮き彫りになった。

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