MotoGP:右肩の骨折抱え出走したリンス「かなり痛いが予選日も戦い続ける」/第3戦アンダルシアGP初日

2020年7月25日(土)15時53分 AUTOSPORT web

 7月24日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで2戦連続開催される2020年MotoGP第3戦アンダルシアGP MotoGPクラスのフリー走行1回目と2回目が行われ、前戦で怪我を負ったアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)は下位に沈んだ。


 第2戦スペインGPの予選Q2で、ラストアタックを行っていたリンスは11コーナーで態勢を崩す。グラベルに入ると転倒し、マシンと身体は回転して投げ出された。


 その後、メディカルセンターでレントゲン検査が行われ、右肩の骨折と脱臼が判明。ヘレス病院でMRIスキャンを含むいくつかの検査を受けると、上腕骨頭の骨折とそこに隣接する小さな筋肉の部分的な断裂、左肩の肩甲骨亜脱臼が見つかった。


 しかし、リンスはヘレスに留まり第3戦アンダルシアGPのメディカルチェックを通過。24日に行われたフリー走行には出場したが、FP1は21番手と最後尾、FP2は20番手と下位に沈んだ。

2020年MotoGP第3戦アンダルシアGP:アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)


■アレックス・リンス
「今日(初日)は辛かったよ。バイクに乗るとフィーリングが良くなると思ったが、特にブレーキングで肩にかなり痛みを感じた。FP1では鎮痛剤を使用しなかったがFP2前に服用した」


「苦痛にも関わらず、2セッション終了後に肩が腫れたり炎症を起こしたりすることがなかったのが良かった。そのため明日(予選日)も戦い続ける必要がある」


「セッティングをいくつか試して、レースに向けてのタイヤチョイスを検討した。明日もう少し速く走れるかどうか確認しよう」


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