GOODSMILE RACING & Team UKYO、ふたたび渡欧。いよいよスパ24時間本番迫る

　ブランパンGTシリーズ／インターコンチネンタルGTチャレンジの一戦として開催されるトタル・スパ24時間は、ベルギーのスパ・フランコルシャンで7月27〜30日にいよいよ本番を迎えるが、日本から参戦するGOODSMILE RACING & Team UKYOのメンバーがふたたびスパ入り。レースに向けて準備を進めた。

　スーパーGT300クラスのトップチームのひとつであるGOODSMILE RACING & Team UKYOは、今季初音ミクGTプロジェクトが活動10年という記念の年であることから、GT3カーレースの最高峰と言えるスパ24時間への参戦を決定。谷口信輝／片岡龍也／小林可夢偉という豪華トリオ、そして桜と初音ミクを描いたスペシャルカラーリングを施したメルセデスベンツAMG GT3で挑む。

　すでに7月4日に行われたテストデーでは、真新しいレーシングスーツに身を包み3人がスパを走行。谷口と片岡は初めてのスパを、可夢偉は初めてのメルセデスAMG GT3をトライ。セッティング等の課題を本番に向けて見出していた。

　そしていよいよ迎える27日からの走行に向け、チームメンバーは25日にスパ入りした。7月22〜23日に行われたスーパーGT第4戦を終えたメンバーは、フランクフルトを経由し、ケルン大聖堂にちょっと寄り道しつつ、スパ入りしている。

　7月25日のスパは、雨模様のなか24時間レースに向けてブロンズドライバーによるテストが行われたが、GOODSMILE RACING & Team UKYOのメンバーはいずれもゴールド（谷口、片岡）、プラチナ（可夢偉）であるため、走行はできず。それ以外の時間を使ってオールージュを歩いて登った。

　また、ピットパーティションも本番仕様が登場し、日本からファンの熱い想いが書き込まれた日の丸も飾られた。メルセデスベンツAMG GT3も、細かいカラーリングの詰めが行われたが、可夢偉が自らステッカーを貼り込むシーンも。

　7月26日には、市内へ向けたパレードラン、サイン会が行われた後、いよいよ27日から本格的な走行がスタートする。GT300トップチームの実力に大いに期待したいところだ。