“お騒がせ男”バネガ、クラスター発生のナイトクラブにノーマスクで訪問

　セビージャのエベル・バネガが、新型コロナウイルスのクラスターが発生したバレンシア市内のナイトクラブを訪れていた。バネガの妻であるバレリア・フアンがインスタグラムにアップした動画が拡散し、世間に知られることになった。スペイン紙『アス』電子版が報じている。

　セビージャは8月にヨーロッパリーグ・ラウンド16のローマ戦を控えているが、選手たちはリーグ戦の全日程終了後に休暇を与えられていた。

　バネガはその間に同胞のフェデリコ・カルタビア（アル・アハリ）とともにバレンシア市内のナイトクラブ「ディスコテカ Mya」を訪問した。ちなみに、カルタビアはバネガのバレンシア時代のチームメートであり、現在はデポルティーボが保有権を持っている。

　動画ではナイトライフを満喫する様子が垣間見えるのだが、バネガはマスクを着用せず、カルタビアを始め、ほかの来店客とも密接している。

　同ナイトクラブでは従業員の1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明し、7月23日から24日にかけてPCR検査を行ったところ、さらに11名の陽性者が確認される事態となっている。

　バネガはスペインがロックダウンの最中にあった5月下旬に、自宅の庭で制限を超える人数を集めてのバーベキューパーティーを開催し、物議を醸していた。

　過去にはテレフォンセックス映像が流出したり、飲酒運転で検挙されたり、ガソリンスタンドで自分の車にひかれて足を骨折したり、運転するフェラーリが炎上したりと、何度も騒動を起こしている。

　休暇中の行動は自己責任とはいえ、今回も様々な議論を呼ぶことになりそうだ。