なでしこがE-1選手権連覇! 最終戦は中国とスコアレスドローも…2勝1分で優勝決定

2022年7月26日(火)21時20分 サッカーキング

なでしこジャパンがE-1選手権連覇達成 [写真]=JFA

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 EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会第3戦が26日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)と中国女子代表が対戦した。

 19日に行われた韓国女子代表との一戦を2−1で制したなでしこジャパンは、続くチャイニーズ・タイペイ戦でも4−1と大勝を記録した。引き分け以上で文句なしの大会連覇が決まる中国戦に向けて、池田太監督はチャイニーズ・タイペイ戦からスタメンを7枚変更。宝田沙織、宮川麻都、千葉玲海菜、井上綾香の4名が連続で先発に名を連ねた。

 試合は序盤からなでしこジャパンのペースで進み、特に右サイドに入った千葉が積極的なシュートでチャンスをつくり出す。11分には宮澤ひなたがミドルシュートを狙うも、わずかに枠の外へ。33分にはこの日最大のビッグチャンスが。スルーパスで相手DFラインの裏を取った井上綾香が、右足で狙い澄ましたシュート。こぼれた所を宮澤が狙っていたものの、相手DFの決死の対応に阻まれた。その後もなでしこジャパンがボールを保持する展開が続いたが、最後までネットを揺らすことができず、前半はこのままスコアレスで終了した。

 後半に入って最初のチャンスを作ったのはなでしこジャパン。50分、ペナルティエリア手前の位置でボールを持った植木理子が、思い切って左足のミドルシュート。強烈な一撃はクロスバーを直撃した。59分には左サイドの崩しから、最後はファーサイドの千葉が右足で狙う。この一撃も枠の外へ。

 70分には左からカットインした植木が右足で狙うも、相手GKに防がれる。76分には左サイドでボールを持ち運んだ宮澤がファーサイドへ広げると、途中出場の成宮唯がシュート。相手DFの股を抜いた一撃はわずかに枠を外れ、先制点とはならなかった。

 試合はこのままスコアレスでタイムアップ。なでしこジャパンはE-1サッカー選手権3連勝こそならなかったものの、2勝1分の成績で終了。2大会連続、4度目のE-1サッカー選手権優勝を成し遂げた。

【スコア】
なでしこジャパン 0−0 中国女子代表

【得点者】
なし

【スターティングメンバー】
なでしこジャパン(4−4−2)
▼GK
山下杏也加
▼DF
清水梨紗
宝田沙織
高橋はな
宮川麻都
▼MF
千葉玲海菜(80分 清家貴子)
長野風花
林穂之香
宮澤ひなた
▼FW
井上綾香(65分 成宮唯)
植木理子

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