E-1女子、なでしこ主将の清水梨紗が大会MVPに…最優秀GKは2大会連続で山下杏也加

2022年7月26日(火)23時5分 サッカーキング

大会MVPに輝いた清水梨紗(左)、最優秀GKを受賞した山下杏也加(右) [写真]=JFA

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 EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会(女子)が26日に終了し、各表彰が行われた。

 なでしこジャパン(日本女子代表)は19日に行われた初戦で、韓国女子代表と対戦。相手のロングボールに苦しめられ、試合の主導権を握ることはできなかったが、宮澤ひなたと長野風花のゴールで2−1と勝利した。続く23日のチャイニーズ・タイペイ女子代表戦では、8分に先制を許したものの、そこから怒涛のゴールラッシュを披露。千葉玲海菜、上野真実の得点で前半のうちに逆転に成功すると、後半に入ると清家貴子、菅澤優衣香が追加点を記録し、4−1と大勝した。

 “優勝決定戦”となった26日の中国女子代表戦では、なでしこジャパンが終始試合の主導権を握りながらも、なかなかゴールを奪えない。50分には植木理子のシュートがクロスバーを直撃するなど、惜しいシーンは幾度となくつくったものの、1点が遠く。スコアレスドローで終わっていた。この結果、なでしこジャパンは大会を2勝1分の成績で終えることが決定。2大会連続、4度目のE-1サッカー選手権優勝を成し遂げていた。

 同大会のMVPには、初戦の韓国戦と3戦目の中国戦でキャプテンマークを巻いた右サイドバックの清水梨紗が選ばれた。清水は韓国戦、中国戦の2試合にフル出場。韓国戦では、65分に自陣右サイドの深い位置からロングパスを送り、長野の決勝ゴールの起点となっていた。右サイドで攻守どちらにも存在感を示し、同大会の最優秀選手に輝いている。

 また、大会ベストGKにはなでしこジャパンの山下杏也加が選出された。なでしこジャパンは3試合すべてでGKを変更していたことから、山下が出場したのは26日の中国戦のみ。それでも、この試合ではペナルティエリア内で数的不利となりかけたところを、山下の判断で防ぐなど、安定感が目立っていた。なお、山下は2019年大会も同賞を受賞しており、2大会連続でベストGKに輝いたこととなる。

 今回発表された各賞は下記の通り。

▼大会MVP
清水梨紗(なでしこジャパン)
▼大会ベストGK
山下杏也加(なでしこジャパン)
▼大会ベストDF
汪琳琳(ワン・リンリン)(中国女子代表)

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