ベッテルのクラッシュをイタリアメディアが「壊滅的ミス」と酷評

2018年7月27日(金)7時10分 AUTOSPORT web

 フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは前戦ドイツGPで散々なリタイアを喫した翌日、予想された通りイタリアのプレスから酷評された。


 ベッテルは52回目のF1優勝を飾るかに見えたが、レース終盤にホッケンハイムに降った局地的な雨に足をすくわれた。スタジアムセクションのザックスカーブへのアプローチでブレーキをロックさせコースアウト、バリアに衝突し、リタイアを喫した。


 フェラーリ母国のイタリアのメディアは、ベッテルのクラッシュを一斉に酷評している。


「彼のミスは壊滅的であり、フェラーリが世界選手権で敗北する原因になるだろう」とLa Gazzetta dello Sportは報じた。


「ベッテルは11レース中に少なくとも4度のミスを犯している」


「世界チャンピオンの才能が問われているわけではないが、彼の行き過ぎた熱意はフェラーリのシーズンを損なっている」


 一方で同じイタリアメディアのCorriere della Seraは、メルセデスのドライバーであるルイス・ハミルトンのことを大いに称賛し、彼のレースにおけるアタックを「積極性と集中力の最高傑作」と表現した。


「ふたりのスタードライバーの振る舞いが違いを生み出している」と同紙は報じる。


 それでもベッテルは報道を冷静に受け止めるとし、多くの意見が噴出していることは十分に分かっていると述べた。


「同情はいらない。あれは僕のミスだからね」とベッテルは語る。


「すべてがうまくいけば称賛を受けるし、ミスを犯せば非難される。だから人々の言っていることはほとんど気にしていない。僕は自分自身で心穏やかにしていなければならない」


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