スーパー耐久:ホンダNSX GT3で参戦のKCMGが2020年ピレリスーパー耐久シリーズ参戦を断念

2020年7月27日(月)19時7分 AUTOSPORT web

 香港のKCモータースポーツ・グループ(KCMG)は7月27日、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、各国入国制限や行動制限措置が行われている状況を考慮し、2020年のピレリスーパー耐久シリーズのST-Xクラスへの参戦を断念したと発表した。


 KCMGは全日本スーパーフォーミュラ選手権をはじめ世界中でモータースポーツ活動を展開。2020年からホンダNSX GT3エボをスーパー耐久に投入し、ST-Xクラスへの参戦を予定していた。


 2月にはチーム代表のポール・イップ、インターコンチネンタルGTチャレンジに参戦したジョシュ・バードンやエドアルド・リベラティといった国際色豊かなドライバーとともに、開幕2戦ではスーパーGT GT500クラスに参戦する大津弘樹が加わると発表。2月29日に富士スピードウェイで行われたスーパー耐久第1回公式テストではST-Xクラス2番手タイムを記録し、注目の1台となっていた。


 しかしながら、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、各国入国制限や行動制限措置が行われている状況を考慮したKCMGは、2020年シーズンのスーパー耐久への参戦を断念。


 土居隆二監督は「難しい決断でしたが、新型コロナウィルス感染症の現状と外国人ドライバーの入国制限のため、今年は最終的にピレリスーパー耐久シリーズの参戦を断念しました。ホンダNSX GT3エボでのレース参戦を楽しみにしていただけに、とても残念です。来年こそはフルシーズン戦えることを願っています」とコメントしている。

KCMG NSX GT3
501 KCMG


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