大谷翔平トレード”除外”へ!球団が決断と米報道「買い手に回る」「先発1人と救援1人の獲得に焦点」

2023年7月27日(木)12時0分 ココカラネクスト

去就に注目が集まる大谷(C)Getty Images

 注目を集めているエンゼルス・大谷翔平の去就に新たな動きが出てきた。

 現地時間8月1日(日本時間2日)のトレード期限を前に、球団側が「売り手」となって、大谷を放出、将来有望なプロスペクトを獲得するのかが注目を集めていた。現在二刀流として特に打撃ではホームランキング独走の36号をマークしているとあって、エンゼルスには複数球団からトレードの申し込みが殺到していると報道も過熱していた。

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 そんな中、26日(同27日)米誌スポーツ・イラストレイテッド(電子版)にトム・ベルドゥッチ記者が独占報道として、8月1日(同2日)のトレード期限を前に、エンゼルスは今夏のトレード市場では大谷放出を行わず、ポストシーズン進出を目指して「買い手」になると決断したと報じた。

 エンゼルスは今シーズン、ここまで101試合を戦い、52勝49敗で貯金3とし、地区3位。ワイルドカード進出圏内までは4ゲーム差となっている。

 同誌は、エンゼルスは様々なトレードオファーを大谷側とも共有した上で「球団内部で議論した結果、オオタニをトレードしないこと、そしてトレード期限に向けて買い手に回ると水曜午後に決めた」と伝えた。

 同誌によると、トレード市場でエンゼルスは「先発投手1人と救援投手1人を獲得することに焦点を当てる」として、投手陣強化を目指すという。

 また左有鈎骨骨折で現在離脱中のマイク・トラウトに関しても8月中旬以降の復帰が見込まれているとして、前半戦のチーム快進撃を支えた「トラウタニ」がまもなく戻ってくるとした。

 今オフ、FA権を取得する大谷にはすでに史上最高額の契約も確実視されている。エンゼルスが目指す再延長を叶えるかは定かではないが、残留が確かとすれば「このチームでプレーオフを戦いたい」という大谷の希望をつなぐものともなる。

 いずれにせよトレード期限ぎりぎりまで、今後も大谷の存在が注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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