13台が集結。フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップが開幕戦エントリーを発表
2020年7月28日(火)20時5分 AUTOSPORT web
フォーミュラ・リージョナル事務局(FRS)は7月28日、富士スピードウェイにて8月1〜2日に開催される2020年シーズンのフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ開幕戦富士のエントリーを発表した。
F1を頂点とするシングルシーターレースについては、FIA国際自動車連盟を中心にカテゴリー再編が進められている。このフォーミュラ・リージョナルはFIA-F4とFIA-F3をつなぐような位置づけのカテゴリーで、頭部保護デバイス“ハロ”など最新の安全基準に適合した車両で争われる。
日本ではシャシーコンストラクターである童夢が、FIAフォーミュラ・リージョナル規格車両として童夢F111/3シャシーを開発。シリーズのプロモーターはピレリスーパー耐久シリーズを運営するK2プラネット内に立ち上げられたFRSが担当し、2020年シーズンからフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップとして開催される。
8月1〜2日に開催される開幕戦には13台がエントリー。スーパーGT GT300クラスに参戦中の阪口良平や阪口晴南やTCRジャパンシリーズに参戦中の篠原拓朗。FIA-F3アジア選手権などでフォーミュラ・リージョナルを経験している金丸ユウ、高橋知己とともに、全日本F3選手権やFIA-F4選手権への参戦経験を持つジェントルマンドライバーが名を連ねている。
最年少はTOM’S YOUTHから参戦する古谷悠河の20歳。最年長は吉田基良の64歳と、若手からジェントルマンまで幅広い年代のドライバーが集結した。また、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップではOVERALLクラスとMASTER’Sクラスというクラス分けを設けることを予定している。
2020年シーズンのフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップは富士スピードウェイで2戦が行われるほか、スポーツランドSUGO、ツインリンクもてぎ、岡山国際サーキット、オートポリスで全6大会14レースが行われる。
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ 開幕戦富士 エントリーリスト(7月28現在)
No. | Driver | Entrant | Car |
---|---|---|---|
3 | 阪口晴南 | SUTEKINA RACING TEAM | 童夢F111/3 |
4 | 今田信宏 | EAGLE SPORT | 童夢F111/3 |
5 | 金丸ユウ | SUTEKINA RACING TEAM | 童夢F111/3 |
6 | 高橋知己 | Super License | 童夢F111/3 |
8 | 篠原拓朗 | SUTEKINA RACING TEAM | 童夢F111/3 |
11 | 植田正幸 | Rn-sports | 童夢F111/3 |
13 | 吉田基良 | B-MAX ENGINEERING | 童夢F111/3 |
27 | SYUJI | B-MAX ENGINEERING | 童夢F111/3 |
28 | 古谷悠河 | TOM’S YOUTH | 童夢F111/3 |
30 | DRAGON | B-MAX ENGINEERING | 童夢F111/3 |
34 | 三浦勝 | CMS motor sports project | 童夢F111/3 |
78 | 阪口良平 | フィールドレーシング | 童夢F111/3 |
8 | 大阪八郎 | ZAP SPEED | 童夢F111/3 |