スパウェザーによる赤旗で終了。ウイリアムズ育成オサリバンが今季2勝目飾る/FIA F2第10戦レース1

　現地時間7月27日、2024年FIA F2第10戦スパ・フランンコルシャンのスプリントレース（決勝レース1）が行われ、雨脚の強まりを受けて赤旗終了となるなか、ポールシッターのザク・オサリバン（ARTグランプリ／ウイリアムズ育成）が今季2勝目を飾った。

　宮田莉朋（ロダン・モータースポーツ／TGR WECチャレンジプログラム）はスタート順位から変わらず15位となった。

　当初は27日の日本時間21時15分（現地時間14時15分）からのスタートを予定していた18周（もしくは45分+1周）の第10戦スプリントレース。

　しかし、セッション予定時刻にスパ・フランコルシャンは強い雨に見舞われてスプリントレースは延期に。F1ベルギーGPの公式予選終了後の日本時間28日1時25分（現地時間27日18時25分）開始のフォーメーションラップを経てスタートを迎えることになった。

　なお、スプリントレースの上位10グリッドはリバースグリッドにより決定され、10番手タイムを記録したオサリバンがポールシッターに。2番グリッドにデニス・ハウガー（MPモータースポーツ）、3番グリッドにリチャード・フェルシュフォー（トライデント）、4番グリッドにフランコ・コラピント（MPモータースポーツ／ウイリアムズ育成）が続いた。

　気温16.6度、路面温度21.1度、小雨が降るなかスプリントレースのスタートは切られた。ポールシッターのオサリバンがターン1のホールショットを守ると、2番手ハウガー、3番手フェルシュフォーまではグリッド順で続いた。

　一方、5番グリッドスタートのゼイン・マローニ（ロダン・モータースポーツ／ザウバー育成）がコラピントをパスし、4番手に浮上する。

　そんななか、16番手スタートのジョセップ・マリア・マルティ（カンポス・レーシング／レッドブル育成）がコース上にマシンを止めたことでレースは3周目にセーフティカー（SC）導入となる。

　しかし、SC導入中の7周目に雨量増加に伴い赤旗が提示されてレースは中断。全車がピットに戻ったところでレース終了が宣言された。これによりポールシッターのオサリバンが優勝、2位にハウガー、3位にフェルシュフォーと、表彰台の顔ぶれはグリッド順のまま変わらずとなった。

　4位マローニ、5位ジャック・クロフォード（ダムス・ルーカスオイル／アストンマーティン育成）、6位アンドレア・キミ・アントネッリ（プレマ・レーシング／メルセデス育成）、7位オリバー・ベアマン（プレマ・レーシング／フェラーリ育成）、8位アイザック・ハジャル（カンポス・レーシング／レッドブル育成）までがポイントを獲得となった。15番グリッドスタートの宮田は15位となった。

　続く、フィーチャーレース（決勝レース2）は28日の日本時間17時（現地時間10時）から、タイヤ交換義務を有する周回数28周、もしくは60分+1周で争われる。

■2024年FIA F2第10戦スパ・フランコルシャン
スプリントレース暫定結果

投稿 スパウェザーによる赤旗で終了。ウイリアムズ育成オサリバンが今季2勝目飾る／FIA F2第10戦レース1は autosport webに最初に表示されました。