「信じられない!」大谷翔平 初完封直後の37号アーチに米球界も騒然

2023年7月28日(金)7時58分 ココカラネクスト

3試合ぶりとなる37号本塁打を放った大谷(C)Getty Images

 エンゼルスの大谷翔平は現地時間7月27日(日本時間28日)に敵地で行われたタイガースとのダブルヘッダー第2試合に「2番・指名打者」で先発出場。2回の第2打席で3試合ぶりとなる37号本塁打を放った。

 大谷から豪快なアーチが飛び出したのは3点リードで迎えた2回二死一塁の場面。マット・マニングの直球を捉えると打球は逆方向に伸びて、左翼席に飛び込む3試合ぶりとなる37号を放った。打球速度107・6マイル(約173キロ)、飛距離383フィート(約117メートル)と15打席ぶりのアーチが逆方向へのアーチとなった。

【動画】信じられない!これが二刀流の凄み、初完封直後のダブルヘッダー2試合目で放った37、38号アーチをチェック

 何よりも驚愕なのはこの日のダブルヘッダー第1試合で大谷は先発、投手として111球で9回1安打8奪三振の完璧な内容でメジャー初完封、初完投勝利をあげていた。第1試合では打者として5打数無安打に終わっていたが、試合を完全に支配しチームを勝利に導き、第2試合では打棒でチームに貢献、まさに二刀流として縦横無尽に躍動している。

 この圧巻の活躍には米球界も高く評価。「MLB・COM」の公式ツイッターでは大谷の37号ホームランを速報するとともに「午後3時26分(東部標準時) 大谷翔平が完封の最終投球」「午後4時45分(東部標準時) 大谷翔平がリーグトップの37本目の本塁打を放つ」「ユニコーン」とつづり、最終投球からわずか1時間19分後にアーチをかけるという、離れ業に舌を巻いた。

 エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」で解説を務めるマーク・グビザ氏も「信じられない。控えめに言っても、信じられない!」と呆然とする。同局の実況を務めるマット・バスガージアン氏も大谷のアーチシーンに「ショウヘイが逆方向に!飛んでいけ!行った!メジャートップとなる37号! 逆方向に一撃を放った!」と大興奮で実況。グビザ氏も「ダブルヘッダー第1試合で完封をしたことを忘れてはいけません」としながら、「次の試合で、逆方向に一撃です。ロケットです。そして、この歓声を聞いてください」とざわめく敵地の様子をリポートした。

 試合前にはペリー・ミナシアンGMが8月1日(同2日)のトレード期限までに大谷を放出しないことを明言。この点に関し、エンゼルスでのプレーオフを強く希望していた大谷も安堵の表情を浮かべた。

 去就も決まれば、あとは目指す目標に向けフル回転していくだけ。この一発でシーズン58発ペースに。自身初のプレーオフ進出へまだまだ暴れまくるつもりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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