クビアトがF1出場停止の危機。降格&ペナルティポイント追加処分に「見せしめにしたいだけ」と不満もらす

2017年7月30日(日)17時14分 AUTOSPORT web

 トロロッソのダニール・クビアトが、F1ハンガリーGP予選中、ウイリアムズのランス・ストロールの妨害をしたとして、3グリッド降格のペナルティを科された。


 スチュワードは、Q1でクビアトはスピンをした後、タイヤにダメージを受け、極めて遅いペースで走っていた際に、レーシングラインを走り、アタックラップ中のストロールを妨害したと判断した。チームがクビアトにストロールの存在を知らせるのが非常に遅く、クビアトはストロールに気付いてすぐに最大限避けようとしたことをスチュワードは認めているものの、ペナルティ対象であるとの判断を下した。これにより予選13位のクビアトは16番グリッドからスタートする予定。


 クビアトにはさらにライセンスペナルティポイント1点も追加された。これによってこの12カ月の合計が10ポイントとなり、あと2ポイントで1戦出場停止の処分を受けることになる。


 クビアトはチームからストロールが近づいているという情報は知らされなかったと主張、「彼が見えてすぐに芝まではみ出してどいたのに、彼ら(スチュワード)はそれでも十分じゃないと判断した」と不満を示した。


「彼らは僕を見せしめにしたいんだ。でも決定は受け入れるしかない」


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