ローゼンクヴィストが今季2度目のポール獲得/インディカー第13戦インディアナポリス予選

2022年7月30日(土)5時18分 AUTOSPORT web

 インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで開催されているNTTインディカー・シリーズ第13戦。29日に行われた予選は、フェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレンSP)が今季2度目のポールポジションを獲得した。


 佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシング)は、予選Q1で敗退し18番手から決勝レースに挑む。


 連戦が続くインディカー・シリーズ。第13戦の舞台は、今季2度目となるインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースだ。


 2デイ開催で29日金曜日にプラクティス走行と予選、30日にウォームアップ走行と決勝レースが行われるタイトなスケジュール。


 プラクティス走行では、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)がトップタイム。前戦で手痛いリタイアに終わったジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が2番手と引き続き速さを見せる。


 佐藤琢磨は、トップから1秒1771差の23番手と厳しい走りだしで、予選へと挑んだ。

ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)


 ふたつに分かれて走行が行われる予選Q1。グループ1は、コナー・デイリー(エド・カーペンター・レーシング)がトップ通過。クリスチャン・ルンガー(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が5番手でQ2進出を果たす。


 グループ2では、フェリックス・ローゼンクヴィストがトップでQ2進出。琢磨のチームメイト、デイビッド・マルーカスはこのレースでも速さを見せ6番手でQ2進出。一方、琢磨は9番手でQ1敗退となった。


 チャンピオン争いをするスコット・ディクソンは11番手、マーカス・エリクソンはウォームアップラップ中にマシントラブルで最下位と手痛い結果に。


 12台でQ3進出の上位6台を争う予選Q2。ここでトップ通過を果たしたのはアイオワでダブルポールを獲得しているウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。ローゼンクヴィスト、ニューガーデン、ロッシ、パト・オワード(アロウ・マクラーレンSP)と続き、そしてルンガーが6番手でQ3進出の躍進を見せる。

ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)


 ポールポジションを争う予選Q3。速さを見せたのはローゼンクヴィストだった。2番手のロッシに0.2765秒差をつけるアタックで、テキサス戦以来となる今季2度目のポールポジションを獲得した。


「車の中ではとても落ち着いていたよ。走行しているときに、これがいいラップだとわかっていた。チームに感謝している。とてもいい車だ」とローゼンクヴィスト。


 2番手のロッシも結果に満足を得ている。予選2番手はロッシにとってインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースでの予選最上位だ。


「フェリックス(ローゼンクヴィスト)の努力の結果だね。彼はとてもよい仕事をした。僕たちのチームも最高の結果を得られたよ。先月ここで良いテストを行って、それが繋がる結果を出せてとても安心している」とコメントしている。


 オワードが3番手、パワーが4番手、ニューガーデンが5番手とチャンピオンを争うドライバーが並ぶ結果となった。

フェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレンSP)


アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)

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