ディナモ・ザグレブでデビュー！金子拓郎成功の条件をJクラブ監督語る
2023年7月30日（日）8時9分 FOOTBALL TRIBE
北海道コンサドーレ札幌からディナモ・ザグレブへ期限付き移籍のMF金子拓郎は、29日のクロアチア1部リーグ戦でデビュー。明治安田生命J3リーグのいわてグルージャ盛岡率いる松原良香監督が、同選手の可能性について語っている。
金子はプロ1年目の2020シーズンからリーグ戦で31試合に出場するなど、主力選手として活躍。今季もここまでリーグ戦全試合スタメン出場で8ゴールをマークする中、今月25日にディナモ・ザグレブへの移籍が正式決定。29日のクロアチア1部第2節イストラ戦で早速フル出場し、チームの勝利に貢献している。
クロアチアメディア『Sport Com』の報道によると、1999年にクロアチア1部リエカでプレーしていた松原氏も金子の今後に注目しているとのこと。同氏は金子がクロアチアで成功を収めるために必要なことについて、以下のようなコメントを残したという。
「金子選手はボールの扱いに長けています。プレースピードも速いですし、素晴らしいテクニックの持ち主です。成功の鍵は、彼がクロアチアでの生活にどれだけ早く適応できるかにかかっています。 日本とヨーロッパでは、文化や生活スタイルに大きな違いがあります。 生活面でうまくいけば、（ディナモ・ザグレブにとって）彼は本当の意味での新戦力になるでしょう」
ディナモ・ザグレブでは、かつて元日本代表FW三浦知良がプレー。現セレッソ大阪所属選手のMF新井晴樹も今夏までクロアチア1部HNKシベニクに在籍していたほか、松原氏や伊野波雅彦氏もクロアチア国内でのプレー経験を持つ。
またクロアチアメディア『Germanijak』の報道によると、サンフレッチェ広島OBのミハエル・ミキッチ氏は過去にも古巣のディナモ・ザグレブに対して日本人選手の獲得を推薦していたという。クロアチア国内での日本人選手に対する評価上昇という観点からも、金子の活躍が期待される。
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