横浜FM、鹿島に16年ぶりシーズンダブル! 天王山制して勝ち点差は「8」に

2022年7月30日(土)20時56分 サッカーキング

横浜FMと鹿島が対戦した [写真]=金田慎平

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 明治安田生命J1リーグ第23節が30日に行われ、首位の横浜F・マリノスと2位の鹿島アントラーズが対戦した。

 勝ち点差「5」で迎えた『The CLASSIC』。リーグ戦での通算対戦成績は鹿島が38勝10分29敗でやや上回っているが、今年4月に行われた前回対戦は横浜FMが3−0で快勝していた。横浜FMは16年ぶりの鹿島戦シーズンダブルで勝ち点差を「8」に広げるべく、鹿島は前回対戦の雪辱を果たして勝ち点差を「2」に縮めるべく、『日産スタジアム』で火花を散らした。

 頂上決戦にふさわしい手に汗握る攻防が続いたが、37分に試合の均衡が破れる。岩田智輝が相手GKクォン・スンテのゴールキックをインターセプトし、ボールを受け取ったエウベルは左に流れたアンデルソン・ロペスにスルーパスを通す。A・ロペスがペナルティエリア左から折り返し、ボックス中央に飛び込んだエウベルがダイレクトで合わせて押し込んだ。

 1点リードで折り返した横浜FMは、51分に点差を広げる。右サイドから永戸勝也が供給したフリーキックは相手DFに跳ね返されるが、ペナルティエリア手前で岩田がこぼれ球に反応。ボールの落ち際に合わせて右足を振り抜くと、ボールはゴール前の密集をうまく通過し、ゴール右下に吸い込まれた。

 横浜FMはその後も攻め手を緩めなかったが、次の1点は生まれずに試合は終了。横浜FMは3試合ぶりの白星、鹿島はリーグ戦7試合ぶりの黒星となり、両者の勝ち点差は「8」に広がった。

 次節、横浜FMは8月7日に敵地で川崎フロンターレ、鹿島は同6日にホームでサンフレッチェ広島と対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 2−0 鹿島アントラーズ

【得点者】
1−0 37分 エウベル(横浜FM)
2−0 51分 岩田智輝(横浜FM)

【スターティングメンバー】
横浜FM(4−2−1−3)
高丘陽平;松原健、實藤友紀(80分 山根陸)、エドゥアルド、永戸勝也;喜田拓也(75分 藤田譲瑠チマ)、岩田智輝;西村拓真(86分 マルコス・ジュニオール)、仲川輝人、アンデルソン・ロペス(75分 レオ・セアラ)、エウベル(80分 水沼宏太)

鹿島(4−4−2)
クォン・スンテ;広瀬陸斗、関川郁万、三竿健斗、安西幸輝(64分 常本佳吾);和泉竜司、樋口雄太、舩橋佑(64分 ディエゴ・ピトゥカ)、アルトゥール・カイキ(79分 ファン・アラーノ);土居聖真(58分 エヴェラウド)、鈴木優磨

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