吉田麻也、PK戦勝利に安堵「後ろがよく耐えた」 準決勝はロンドン五輪の経験生かす「僕の役目」

2021年7月31日(土)21時41分 サッカーキング

ニュージーランドに勝利し、選手たちとハイタッチする吉田(右) [写真]=Getty Images

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 東京オリンピック準々決勝が31日に行われ、U−24ニュージーランド代表と対戦したU−24日本代表は、スコアレスで持ち込まれたPK戦を制して、準決勝進出を決めた。

 主将としてチームを率いるDF吉田麻也は試合後、「(準々決勝の)相手がニュージーランドになり、『普通にやれば勝てる』という雰囲気を危惧していたので、そこだけ気を緩めないように気を付けて。僕たち選手はタフな試合になると想像していましたし、気持ちの準備はしていたので、よく後ろが耐えたと思います。点が入らない時は後ろが耐えないといけませんし、ときには攻撃陣に助けられますし、そこは持ちつ持たれつで。よく難しいゲームを耐えたと思います」と、120分間集中を切らさず、無失点に抑え切ったチームの守備を称えた。

 PK戦では4人目の勝負を決めるキッカーを務めたが「蹴ると決めていたので。(谷)晃生が2本止めてくれていたので、正直1本外してもいいという気持ちで蹴りました」と笑顔の吉田。

 8月3日に準決勝で対戦するのは五輪直前の17日にキリンチャレンジカップ2021で対戦し、1−1の引き分けに終わったスペインとなった。吉田が出場した2012年ロンドン五輪では、大会直前にメキシコと親善試合で対戦して2−1で勝利したものの、本大会では準決勝で1−3と敗れた経験を思い起こし、「その思いをしたくないですし、その経験を伝えるのが僕の役目だと思うので、僕がチームを前にプッシュできるように気を引き締めてやっていきたい」とコメントしている。

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