JFA、加藤久氏とラモス瑠偉氏の日本サッカー殿堂入りを発表

2018年8月2日(木)14時12分 サッカーキング

かつては同僚だった(左)ラモス瑠偉氏と(右)加藤久氏(写真は1994年のもの) [写真]=J.LEAGUE

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 日本サッカー協会(JFA)は8月1日、第15回日本サッカー殿堂に加藤久氏、ラモス瑠偉氏を投票選考で掲額することを決定したと発表した。

 加藤氏は1956年生まれの62歳。仙台二高から早稲田大へ進学し、大学在学中から日本代表に選出され、80年代半ばから守備の要となるとともに持ち前のリーダーシップを発揮してキャプテンを務め、チームを支えていた。93年に開幕したJリーグでもヴェルディ川崎、清水エスパルスでプレーし、現役引退後は日本協会の強化委員長に就任。その後、ヴェルディ川崎、湘南ベルマーレなどJクラブの監督も務めていた。

 ラモス瑠偉氏は1957年生まれの61歳。77年に来日し、読売クラブでプレー。83年にはJSL初優勝、翌年の連覇などに大きく貢献した。93年にスタートしたJリーグでは、ヴェルディ川崎で2年連続リーグ優勝、リーグカップ勝者にも輝いた。また、89年に日本国籍を取得し日本代表に選出されると、91年キリンカップ優勝、92年ダイナスティカップ中国大会優勝、同年アジアカップ広島大会の初優勝などにも貢献。94年アメリカ・ワールドカップ予選では「ドーハの悲劇」も経験した。現役引退後は東京ヴェルディやFC岐阜などの監督を歴任し、現在はビーチサッカー日本代表監督を務めている。

 これにより、殿堂入りは両氏を加えて77人となった。また、JFAは第19回オリンピック競技大会(1968/メキシコシティ)日本代表チームを特別選考で掲額することを併せて発表。これらの掲額式典は9月10日(月)17時からJFAハウスの日本サッカーミュージアム内ヴァーチャルスタジアムで開催する予定となっている。

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