”片ひざ立ち”をめぐり…プレミア各クラブ主将が今後の方針について協議中と現地報道

2022年8月2日(火)14時49分 サッカーキング

プレミアリーグではお馴染みとなった”片ひざ立ちポーズ” [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ各クラブのキャプテンが、試合前の”片ひざ立ち”の今後の方針について協議を行っているようだ。8月1日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 すでにプレミアリーグではお馴染みとなっているキックオフ前の”片ひざ立ち”。人種差別に反対し、差別撤廃運動への賛同を表すメッセージとして、プレミアリーグでは2019−20シーズンの途中から行われ続けている。

 報道によると、現在プレミアリーグの各クラブのキャプテンが、新シーズンもこのポーズを継続するかどうかについての協議を行っているという。すでに1度目の会合が開催されたものの、具体的な結論は出なかったとされている。今後は各キャプテンがそれぞれのチームの選手の意見を聞いた上で、再度会合が行われる予定だという。

 このポーズをめぐっては、2021年2月にクリスタル・パレス所属のコートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハが、「現時点では、膝をついても立っていても関係なく、我々の中の何人かは依然として差別的言動にさらされている」と発言。同時期にはチャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していたダービー、ブレントフォード、ボーンマス、クイーンズパークレンジャーズなどは、チームとして”片ひざ立ち”を取り止めていた。また、複数の選手からは、「ジェスチャーの持つ意味が失われつつある」という意見も出ているようだ。

 プレミアリーグはこの問題に関し、キャプテンたちの協議の結果を尊重する構えだとされている。現地時間5日のクリスタル・パレスvsアーセナルの開幕戦までに、”片ひざ立ち”の今後の方針についての発表が行われる可能性があるようだ。

サッカーキング

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