FC東京のMF西堂久俊が千葉へ育成型期限付き移籍「この機会を必ず成長に繋げます」

2023年8月2日(水)9時47分 サッカーキング

FC東京の西堂久俊がジェフユナイテッド千葉へ育成型期限付き移籍

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 FC東京は2日、同クラブに所属しているMF西堂久俊がジェフユナイテッド千葉へ育成型期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2024年1月31日まで。契約により、西堂は移籍期間内に両クラブが対戦する公式戦には出場できない。なお、西堂の千葉での背番号は「65」に決まっている。

 西堂は2001年3月27日生まれの現在22歳。市立船橋高校、早稲田大学を経て、2023年にFC東京へ入団した。ルーキーイヤーの今シーズンはここまで明治安田生命J1リーグでの出場機会はなく、JリーグYBCルヴァンカップ2試合、天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会1試合の出場にとどまっていた。

 育成型期限付き移籍に際し、西堂はFC東京のクラブ公式HPを通してコメントを発表。「このたび、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成型期限付き移籍することになりました。人としてもサッカー選手としても、大きく成長して東京の勝利に貢献できる選手になるために、残りのシーズンは別のチームでプレーしますが、全力で頑張ります。東京を少し離れますが、引き続き応援をよろしくお願いいたします」と新天地での飛躍を誓った。

 一方、千葉のクラブ公式HPでは意気込みをコメント。自身が生まれ育った土地に根付いたクラブへの加入となり、強い覚悟を示している。

「この度、FC東京からジェフユナイテッド市原・千葉に育成型期限付き移籍で加入する事になりました西堂久俊です。僕は千葉で生まれ、小中高と千葉で育ちました。幼少期から僕の一番身近にあったJクラブがジェフユナイテッドです。そんなクラブへ加入出来ることをとても嬉しく思います。プロ一年目の今年、ここまでFC東京ではなかなか試合に絡めず、悔しい日々を過ごしていました。そんな中、声をかけて頂き、今回の決断に至りました」

「挑戦する機会を与えてくれた両クラブには感謝しかありません。この機会を必ず成長に繋げます。僕の中にある悔しさと感謝の想いを胸に、覚悟を持って取り組んでいきます。一日でも早く、フクアリのピッチに立ち、僕の想いを体現できるように精進します。そして、ジェフユナイテッドのJ1昇格という目標の為に、チームメイト、チームスタッフ、ファン・サポーターの皆様と共に闘っていきたいと思います。ジェフユナイテッドに関わる全ての皆様、これからよろしくお願いします」

 2023シーズン、FC東京は明治安田生命J1リーグ第21節終了時点で勝ち点「26」を獲得。現在は12位につけている。一方、千葉は明治安田生命J2リーグ第28節終了時点で勝ち点「38」を積み上げ、現在は暫定11位。直近の4試合は3勝1分と無敗で駆け抜けており、シーズン後半に向けてさらなる上位浮上が期待されている。

サッカーキング

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