大谷翔平の身体のケア方法とは？球界レジェンドが証言「そこまで特別なことしてない」「本当に寝てるらしい」

二刀流でフル稼働を続ける大谷は、睡眠にかなりの時間を割いているという(C)Getty Images

　大谷翔平は投手としても打者としても試合に出続けており、単純に考えても身体の疲労は他の選手の倍近い。にもかかわらず、結果を出し続けているのだから、どのように身体をケアしているのかが気になるところ。“昭和の怪物”の江川卓氏のYouTubeチャンネルに“平成の怪物”の松坂大輔氏が出演。大谷の身体のケアについて語った。

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　松坂氏は以前に大谷の通訳を務める水原一平氏から、普段の大谷の過ごし方を聞いた際、「聞いて思ったのが、そこまで特別なことしてないんだっていう」と感じたという。続けて、回復方法も聞いたところ、「本当に寝てるらしい」「睡眠をとることによって疲れを残さないようにしてる」とコメント。また、大谷の趣味が話題となると、「『休みの日何してるんですか？』って聞いたら『寝てます』って」と寝ることにかなりの時間を割いているようだ。寝ること自体が趣味なのかもしれないが、それでもストイックさを感じさせる。

　次に大谷が今シーズンはどのような数字を残すのかという話題になると、松坂氏は「ホームランは50本くらいはいきそうなのかなって感じはします」と予想。7月29日以来本塁打は出ていないが、現在39本塁打を放っている。6月（16本）は本塁打を量産したが、7月（10本）はペースを落とした。それでも50本の大台に乗せる可能性は非常に高い。

　また、大谷の最近のピッチングに触れ、江川氏は「少し力が入ってきて投げ始めたなと思って見てる」と力みを感じていると解説。一方、松坂氏は「動かそうとしないと動かない時期なのかもしれない。ちょっと（状態が）落ちてきて、こういう風に投げないとこういうボールがいかないっていう」と心中を察する。時期によって試行錯誤しながら力の入れ方を調整しており、それが力んでいるように映っているのかもしれない。

　シーズンも終盤に差し掛かり、身体のあちこちが悲鳴を上げている時期と言える。睡眠をしっかりとって大谷が最後まで怪我なく元気にプレイする姿を見たいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]