「今大会初の失点で動揺」大岩ジャパンの8強敗退に韓国メディアが反応「肝心のトーナメントで実力が発揮されなかった」【パリ五輪】
2024年8月3日(土)17時40分 ココカラネクスト
グループステージを無失点で勝ち上がった日本だが、スペインに3点を奪われて涙をのんだ(C)Getty Images
大岩剛監督が指揮を執るU-23日本代表は、パリ五輪の決勝トーナメント準々決勝でスペインに0−3と敗戦。11分と73分にフェルミン・ロペスにゴールを決められ、86分にはアベル・ルイスにダメ押しの3点目を叩き込まれた。
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日本の3失点完敗を韓国のメディアも報道。『edaily』はゲームをこう振り返った。
「日本はグループステージ3戦全勝で7ゴールを決め、1失点も許さない圧倒的な力を見せたが、肝心のトーナメントではその実力が発揮されなかった。スペインに3失点も許し、むなしく崩れた。ホソヤの得点がVAR判定でオフサイドと判定されたり、前半終了間際のヘディングシュートがポスト直撃など、ゴール運がなく、メダルを獲得するという日本の夢も水泡に帰した」
VAR判定にも触れて同情するような見解を示しているが、一方で韓国メディア『mydaily』は厳しい論調でマッチレポートを次のように綴っている。
「好調だった日本はメダル獲得の野望が折られた。無敵艦隊に0−3で完敗。スペインの勢いに押され、今大会初の失点で動揺すると引き離され、3ゴール差で敗れた。追撃を試みたが、同点に追いつくことができず、敗色濃厚な後半終了間際にも失点で沈没。準々決勝で優勝候補のスペインに出会い、力なく敗れ、メダルの夢を叶えられず、荷物をまとめる」
隣国では様々な反応が見られるなかで、韓国メディア『news1』は「失点の危機を2度乗り越えたスペインは、73分にもF・ロペスのゴールで2点差に引き離し、さらに86分にはアベル・ルイスの得点で勝利の楔を打ち込んだ」と言及。勝負所でチャンスを仕留めたスペインの決定力を称えている。
ちなみにパリ五輪公式サイト掲載のスタッツでは、シュート数は日本の9本に対してスペインが12本、枠内シュート本数は3(日本)対6(スペイン)。さらにポゼッション率でも47パーセントと下回った日本は劣勢だった事実が窺える。
隣国からも注目された日本対スペイン。千差万別の見解があるが、両チームが持てる力をぶつけ合った熱戦だったのは確かだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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