名古屋MF長澤和輝がJ2仙台へ完全移籍「どんな時も共に戦ってきたグランパスファミリーに感謝」
2023年8月3日(木)10時49分 サッカーキング
1991年12月16日生まれの長澤は現在31歳。プロキャリアの始まりはブンデスリーガの“古豪”ケルンで、2014年に専修大学からJリーグクラブを経由せずに渡欧した。ドイツで2年間を過ごした後、ジェフユナイテッド千葉と浦和レッズに在籍。2021年からは名古屋グランパスに完全移籍加入すると、戦術眼とインテリジェンス溢れるプレーで中盤を支配する。しかし昨シーズン以降は、負傷の影響もあったが、主に試合を締める役割を担ったことで出場時間が減少。今シーズンもここまで公式戦16試合に出場しているものの、明治安田生命J1リーグでスタメン出場したのは1試合にとどまっていた。
マッシモ・フィッカデンティ監督時代には、クラブ史上初となるJリーグYBCルヴァンカップ優勝にも貢献した長澤。名古屋グランパス退団に伴い、クラブ公式サイトでファミリーに胸中を明かした。
「グランパスファミリーのみなさん、ベガルタ仙台に移籍することになりました。J1優勝へ向けた後半戦が始まるこのタイミングでの移籍をお許しください。厳しい隔離の中でのACL、ルヴァンカップ優勝、半年以上の大怪我、と多くの喜びと悔しさをこのクラブと共にしてきました。どんな時も共に戦ってきたグランパスファミリーに感謝いたします。そして今回のこの決断を含め、常に背中を押してくれたクラブにも感謝いたします。着実な一歩を積み上げてきた今年、更なるビッククラブへと飛躍されて、愛知の皆さんに元気や勇気を与えてくれることを信じています! ありがとうございました」
また長澤はベガルタ仙台加入に伴い、クラブ公式サイトで意気込みを示している。
「ベガルタ仙台のファン、サポーターのみなさま、はじめまして長澤和輝です。シーズン途中での加入となりますが、1日でも早くチームに溶け込み、勝利に貢献できるようにがんばります。応援よろしくお願いいたします」