広島の“10番”MF森島司の名古屋加入が決定! マテウスの後釜として中学以来の帰還に

2023年8月3日(木)18時45分 サッカーキング

MF森島司の名古屋グランパス加入が決定 [写真]=三浦彩乃

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 名古屋グランパスは3日、サンフレッチェ広島からMF森島司を完全移籍で獲得したことを発表した。

 名古屋の発表によると、森島は8月4日(金)に行われるトレーニング(非公開)でチームに合流する予定。なお、新天地での背番号は「14」に決定している。 

 1997年4月25日生まれの森島は現在26歳。三重県鈴鹿市出身で、名古屋グランパスU−15から四日市中央工業高校を経て、2016年にサンフレッチェ広島に入団した。加入2年目から徐々に頭角を現していくと、2020シーズンから背番号『10』を着用。類稀なるキック制度を武器にサンフレチェ広島の攻撃を司り、2022シーズンにはJリーグYBCルヴァンカップ優勝にも大きく貢献した。また、2019年にデビューを果たした日本代表では、通算4キャップを誇っている。

 在籍7年半でクラブ公式戦206試合に出場し24得点29アシストを記録している森島は、サンフレッチェ広島退団に伴い、クラブ公式サイトで胸中を明かしている。

「名古屋グランパスに移籍することになりました。この夏のタイミングになり、申し訳なく思っています。僕の人生の中で間違いなく一番難しい決断となりました。入団して7年半が経ち、その間にいろいろな経験をさせてもらいました。試合に出られない苦しい時期もありましたが、ファン・サポーターやもちろん選手、スタッフの支えがあり、辛い時期を乗り越えることができました」

「また、残留争いの厳しい年や昨年にはルヴァンカップ初優勝など、皆さんと苦しみを乗り越え、喜びを分かち合えたことを誇りに思います。初めて練習参加したとき、本当にアットホームでレベルが高く、その日にすぐこのチームに入りたいと思わせてくれるチームでした。そして加入してからも思ったとおり本当に素晴らしい選手やスタッフ、ファン・サポーターの皆さんに囲まれてすごく幸せでした。初めて入ったチームがサンフレッチェ広島で本当に良かったと心の底から思っています。今までありがとうございました」

 また森島は、中学年代以来となる名古屋グランパス復帰に伴い、クラブ公式サイトで決意を示している。

「サンフレッチェ広島から加入しました森島司です。覚悟を持ってグランパスに移籍してきました。いち早くチームにフィットしてタイトル獲得に貢献できるように頑張ります」

 長谷川健太体制2年目の今シーズン、就任当初から取り組んできた“ファストブレイク”が洗練され、13年ぶりとなるJ1リーグ優勝を狙える名古屋グランパス。しかし今夏、絶対的な“10番”FWマテウス・カストロのアル・タアーウン(サウジアラビア)移籍が決定していた。なお森島は、FW中島大嘉、MF前田直輝(レンタル復帰)、MF久保藤次郎に続く、今夏4人目の新戦力として迎え入れられる。

サッカーキング

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