アルファタウリF1、ベルギーFP1でローソンを起用へ。若手ドライバー支援規則の一環で

2022年8月4日(木)12時11分 AUTOSPORT web

 アルファタウリ代表のフランツ・トストが、次戦ベルギーGPの金曜フリープラクティス1で、レッドブルジュニアドライバーのリアム・ローソンを走らせる予定であると明かした。


 F1は、F1昇格を目指すドライバーたちにF1マシンで走行する機会を与えるための規定として、金曜プラクティスでの走行について以下のように定めている。


「選手権期間中、各競技者は、選手権にエントリーされた各車両で1回、キャリアのなかで選手権のレースに3回以上出場していないドライバーを起用しなければならない」


 シーズン前半戦は、スペインGPでレッドブルがセルジオ・ペレスのマシンでユーリ・ビップス、ウイリアムズがアレクサンダー・アルボンのマシンでニック・デ・フリースをそれぞれ走らせ、フランスGPではメルセデスがルイス・ハミルトンのマシンにデ・フリースを乗せた。


 後半戦にはより頻繁に若手ドライバーが登場することになるが、アルファタウリはベルギーで1回目の義務を果たす予定であることが明らかになった。

2022年F1第13戦ハンガリーGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ)

 ハンガリーGPの週末、FP1での若手ドライバー起用の計画を聞かれたトスト代表は、「今のところ、スパのFP1でリアム・ローソンを走らせる予定だ」と答えた。ローソンがピエール・ガスリーと角田裕毅のどちらのマシンに乗るのかは明かされていない。


 ニュージーランド出身20歳のローソンは、今年F2で2年目のシーズンを過ごし、第10ラウンド終了時点で、ランキング8位に位置している。2021年にはDTMに参戦し、ランキング2位を獲得。2021年12月のF1ヤングドライバーテストにはアルファタウリから参加した。なお、レッドブル・レーシングのリザーブドライバーを務めたユーリ・ビップスが人種差別発言により外された後、この役割をローソンが担っている。

2022年FIA F2第9戦ル・キャステレ レース1を制したリアム・ローソン(カーリン)

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