ギュントーリ、左手の怪我で鈴鹿8耐を欠場。ヨシムラSERT Motulは渡辺一樹とブラックのふたりで参戦

2022年8月5日(金)19時5分 AUTOSPORT web

 8月5日、FIM世界耐久選手権(EWC)に参戦しているヨシムラSERT Motulは、8月4〜7日に開催される鈴鹿8時間耐久ロードレースのテストで怪我をしたシルバン・ギュントーリが本戦を欠場すると発表した。


 ギュントーリは、レースウイーク前に行われたテストで転倒を喫した。大きな転倒ではなかったというが、その際に左手に怪我を負い、早期に手術するため帰国するという。5日に行われた公式予選も走行しておらず、2年連続チャンピオンを獲得するために、最終戦ボルドールに向けて準備を行う。


 また、既報の通りチャビエル・シメオンは新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となったため出場ができないため、ふたりのライダーが離脱する形となった。


 ヨシムラSERT Motulは万全を期して渡辺一樹、シメオン、ギュントーリ、グレッグ・ブラックの4人のライダーが鈴鹿8耐のため準備していたが、本戦にはブラックと渡辺のふたりで参戦する。


 ギュントーリは「今週末のレースができないのは、本当に残念だよ。2年ぶりに鈴鹿8耐に復帰することは大きな挑戦だったが、残念ながらレースはできない」とコメントした。


「(現在ランキング1位で)世界選手権をリードしているので、この素晴らしいレースで勝つことを楽しみにしていた。チームとチームメイトの健闘を祈るよ。彼らはとても強いと思うから、次の2022年最終戦ボルドール24時間に戻ってくるのが待ちきれない」

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