遠藤保仁のほかには誰が…? 公式戦1000試合出場を達成したレジェンドたち

2019年8月5日(月)19時50分 サッカーキング

公式戦1000試合出場を達成した選手たち [写真]=Getty Images

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 元日本代表MF遠藤保仁が日本人初の偉業を成し遂げた。2日に行われた明治安田生命J1リーグ21節、ヴィッセル神戸対ガンバ大阪の一戦で途中出場し、公式戦1000試合出場を達成。新たな金字塔を打ち立てた。

 1シーズン50試合に出場したとしても、1000試合に到達するには単純計算で20年の歳月が必要になる。それだけ途方もない記録であり、同選手の偉大さを物語る数字だろう。では、世界ではどんな選手たちが1000試合出場を達成しているのか。

 イギリスメディア『talkSPORT』や各クラブ公式サイトの情報をもとに、1000試合の大台を突破したことのあるレジェンドたちを紹介する。なお遠藤同様、世代別代表の出場記録はカウント対象外とする。

■シャビ(元スペイン代表MF)

バルセロナ:767試合
アル・サッド:115試合
スペイン代表:133試合
合計:1015試合

バルセロナのトップチームで767試合出場はクラブ歴代最多。テクニシャンでありながら、20シーズン以上もプロ生活を続けて1000試合出場を達成したのは特筆すべきことだろう。

■イケル・カシージャス(元スペイン代表GK)

レアル・マドリード:725試合
ポルト:156試合
スペイン代表:167試合
合計:1048試合

シャビとともにスペイン代表で一時代を築いたカシージャスも1000試合出場達成者の一人。今年5月に心臓発作で緊急搬送されたため、新シーズンはスタッフの一人としてチームを支える役目を担う。

■ジャンルイジ・ブッフォン(元イタリア代表GK)

パルマ:220試合
ユヴェントス:656試合
パリ・サンジェルマン:25試合
イタリア代表:176試合
合計:1077試合

イタリアサッカー界のレジェンドであるブッフォンは、2017年のワールドカップ予選でキャリア通算1000試合出場という偉業を成し遂げた。その際には「2000試合出場を祝いたい」と豪語。達成は限りなく困難だが、電撃復帰を果たしたユヴェントスでの新たな挑戦に注目が集まっている。

■パオロ・マルディーニ(元イタリア代表DF)

ミラン:902試合
イタリア代表:126試合
合計:1028試合

イタリアサッカー界最高の左サイドバックであり、現役時代はミランで900試合以上に出場。もちろんクラブ歴代トップの記録であり、今後もしばらく破られることはないだろう。昨夏にクラブスタッフとして古巣復帰を果たすと、今シーズンはテニクカルディレクターに昇進。“グランデ・ミラン”の復活に尽力している。

■ライアン・ギグス(元ウェールズ代表MF)

マンチェスター・U:963試合
ウェールズ代表:64試合
合計:1027試合

マルディーニ氏と並ぶ“ワン・クラブ・マン”として、マンチェスター・Uで数々のタイトル獲得に貢献。プレミアリーグ優勝13回は、選手個人として歴代単独トップの記録になる。

■フランク・ランパード(元イングランド代表MF)

ウェストハム:187試合
スウォンジー:9試合
チェルシー:648試合
マンチェスター・C:38試合
ニューヨーク・シティ:31試合
イングランド代表:106試合
合計:1019試合

今夏、来日を果たしたランパード監督も現役時代に“4桁”の出場数を誇った鉄人の一人。MFながら、プレミアリーグでは10シーズン連続2桁得点という偉業を成し遂げた。

■ハビエル・サネッティ(元アルゼンチン代表DF)

タジェレス:33試合
バンフィエルド:66試合
インテル:858試合
アルゼンチン代表:143試合
合計:1100試合

インテルの歴代最多出場記録保持者で、セリエA通算615試合出場も外国人選手として最多を誇る。2014年にインテルの副会長に就任すると、昨年3月にはクラブの「殿堂入り」を果たした。

■ロジェリオ・セニ(元ブラジル代表GK)

シノプ:20試合
サンパウロ:1237試合
ブラジル代表:16試合
合計:1273試合

23年間プレーしたサンパウロでは、1200試合以上に出場。GKながら、フリーキックやPKのキッカーを務め、通算131ゴールをマークした。この記録はギネスワールドレコーズにも認定されている。

(記事/Footmedia)

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