30回目の8耐出場/新品腕章の色/大量のスペアパーツ【鈴鹿8耐 予選日Topics】
2023年8月6日(日)8時3分 AUTOSPORT web
2023年鈴鹿8耐のレースウイークに入り、8月4日と5日に予選が開催されました。久しぶりにトップ10トライアルも行われ、盛り上がっていました。
そんなレースウイークの鈴鹿サーキットのパドックで見つけた2日間の予選日トピックスを、お届けします。
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決勝日にプールを撮りにいくつもりが、日曜日は雨予報。予選日から大変暑い気候となり、走行後にはライダーがプールに入る姿も見られました。
2023年はフル参戦している渡辺一樹選手(Team Kawasaki Webike Trickstar)ですが、ル・マンとスパではこのような様子が見られなかったので、新鮮です。それにしても暑そうです……。
Shinshu activation project Team NAGANOのプールにはアヒルが浮かんでいます。2台目のマシンは『Tカー』と呼びますが、これは『Tガー』だそうです。アヒルだけに。
今大会から腕章が新しくなりました。前戦のスパ24時間まではEWCのロゴが大きかったですが、小さくなっています。また、蛍光具合が増しました。この腕は水野涼選手(Astemo Honda Dream SI Racing)です。撮影のご協力ありがとうございました。
レッドライダーの腕章は蛍光具合が増したことにより、オレンジっぽくなっています。ヨシムラカラーと比べてもオレンジに見えますね。
ピットウォークも実施されました。カワサキカラーの渡辺一樹選手はすごく人気です。
Team HRC with 日本郵便のピット前にはMotoGPやSBKで良く見かける桒田哲宏氏、四輪レースの現場によくいらっしゃる渡辺康治社長の姿が。今週もMotoGPやスーパーGTが開催されていますが、鈴鹿8耐に来てらっしゃいました。
チーム長野とチーム須貝の企画でサプライズもありました。須貝義行選手(TEAM SUGAI MOTO BUM RACING JAPAN)と東村伊佐三選手(Shinshu activation project Team NAGANO)です。
2023年の鈴鹿8耐で30度目の最多出場を果たす彼らのために色違いで記念Tシャツが作られていました。鈴鹿8耐は今年で44回目。ほとんどの歴史を知る方々です。
ヨシムラSERT Motulのピット内には、予備のタンクが6つ用意されています。給油口が一口のものが4つ、二口のものが2つあります。
カウル類もですが、耐久チームは大量のスペアパーツを用意しています。ピット内に入ってはいけませんが、パドックパスをお持ちの方はよく観察してみてください。
セッションまでの間にSANMEI Team TARO PLUSONEが集合写真を撮影されていました。ピット上のSANYUの看板は8月限定だそうです。もちろんマシン(ウイングのあたり)にも入っています。
ちなみに一番左の方は佐藤太紀選手です。今回はライダーではありませんが、走っているところも見たいですね。
EWCの英語ピットレポーター組も到着されています。左の方はケニー・フォレイ……、じゃなくて元ライダーのフレディ・フォレイです。
ケニーはTECMAS-MRP BMW RACING TEAMからEWCに参戦していますが、鈴鹿8耐は出場されていません。同じ現場にいらっしゃる双子のため、この服でないと本当に間違えてしまいます。
そして予選日最後のビッグイベント。トップ10トライアルが2017年以来の開催となりました。
Team HRC with 日本郵便やYART YAMAHA OFFICIAL TEAM EWCは予選から速く、ここに来ると予想できたと思いますが、日本勢トップはなんとTOHO Racingでした。
決勝はフル参戦チームと日本チームがどのようなバトルを繰り広げるでしょうか。では、日曜日のレースをお楽しみください。