巨人の阿部慎之助コーチが信頼を寄せるベテランリリーフ投手とは?「年齢を感じさせないタフさがある」

2023年8月6日(日)19時46分 ココカラネクスト

阿部コーチはラミレス氏との対談を楽しんでいたようだった(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は開幕当初、大黒柱の菅野智之が不在、さらにはリリーフ陣が安定を欠くなど、投手陣に様々な課題を抱えていた。ただ、リーグトップの10勝を上げている戸郷翔征を軸に、8勝をマークしている山﨑伊織や防御率2.04のメンデス、さらには菅野も復帰したことで先発ローテーションは安定感を増した。また、まだ大勢が離脱中ではあるが、リリーフ陣が崩壊するケースは以前よりも減少している。

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 こうした投手陣を巨人首脳はどのように見ているのだろうか。現役時代にヤクルトや巨人で活躍したアレックス・ラミレス氏のYouTubeチャンネルに、一軍ヘッド兼バッテリーコーチを務める阿部慎之助コーチが登場。現在の投手事情に触れた。

 まず先発陣については、「戸郷はもうある程度は計算されている」「山崎も負けが少ない。貯金があるというピッチャーはやっぱりいいピッチャー」と口にした阿部コーチ。今では先発ローテーションの顔ぶれも揃い、1週間の勝ち星がある程度計算できるようになってきたが、「ずっと歯車が合わなかった時って、抑えたら味方が打てないとか。負けが先行しているピッチャーもいるんだけど防御率は良いとか」とこれまでの投打が噛み合わなかった試合を振り返った。それでも、投打が噛み合うようになれば1週間に4勝は計算できるようになると語っている。

 次にリリーフ陣の話題になり、防御率1.76という十分すぎる成績を残している三上朋也の名前をラミレス氏に振られると、阿部コーチは「『ちょっと間が空いちゃうと逆にダメ』みたいなことは本人が言ってたし、投げない日でもモニター見たらずっと投げてる」「それぐらい年齢を感じさせないタフさがある。彼がいて助けられたシーンがたくさんある」とその信頼の高さをうかがわせるコメントを並べた。

 勝負の夏場を迎え、厳しい試合が続く。こういう時期こそベテランの経験が活きてくる。巨人のリリーフの軸として首脳陣の信頼を集める三上が、どう投手陣を引っ張っていくのか楽しみだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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