横浜FCがリーグ戦8試合ぶりの勝利! 井上潮音と山下諒也のゴールで首位・神戸を下す

2023年8月6日(日)20時51分 サッカーキング

横浜FCとヴィッセル神戸が対戦

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 明治安田生命J1リーグ第22節が6日に行われ、横浜FCとヴィッセル神戸が対戦した。

 リーグ戦直近7試合は3分け4敗と勝利がなく、16位に沈む横浜FCが『ニッパツ三ツ沢球技場』にリーグ首位に立つ神戸を迎えての一戦。23分、ホームの横浜FCが均衡を破る。井上潮音がセンターサークル付近で味方からの縦パスを受けると、寄せてきた相手DF2人の間を通り抜けてペナルティエリア手前まで持ち上がり、右足を振り抜く。ボールはゴール左に勢いよく吸い込まれた。

 1点を追う神戸は27分、相手陣内の右サイドでフリーでボールを受けた武藤嘉紀がドリブルでペナルティエリア付近まで持ち運び、そのまま右足を振り抜いて強烈なシュートを放ったものの、相手GKに防がれ、得点には至らず。

 さらに神戸は40分、佐々木大樹が左サイドの相手陣中央から右足でクロスを供給すると、このクロスボールに大迫勇也がヘディングで合わせてシュートを放ったものの、ボールはクロスバーに当たり、同点弾とはならなかった。その後も、神戸は得点を奪うことができず、横浜FCの1点リードで試合を折り返した。

 迎えた後半、1点を追う神戸はボール保持の時間を増やし、相手陣内に押し込む展開を多く作ったものの、なかなか相手ゴールを割ることができない。
 
 そんななか、65分、ホームの横浜FCが追加点を奪う。山下諒也が自陣の味方からのロングボールに反応してボールを追い掛けると、ペナルティエリア手前の中央でボールを収めてスピードに乗り、相手を振り払ってペナルティエリア中央に進入。山下は相手GKと1対1になり、冷静に右足を振り抜いて、ボールは相手GKの股下を通り抜けてリードを2点に広げた。

 勢いに乗る横浜FCは77分、小川慶治朗がペナルティエリア内に進入すると、寄せてきた相手DFに倒されてPKを獲得。キッカーを務めた伊藤翔だったが、相手GKに横っ跳びでセーブされ、リードを3点に広げることはできなかった。

 2点を追う神戸は76分、左CKを獲得し、キッカーの初瀬亮が左足でカーブを掛けたクロスを送ると、大迫がヘディングで合わせてシュートを放つ。しかし、ボールはゴールには届かず。その後も、神戸は反撃に出るもゴールを奪うことはできなかった。試合はこのまま終了し、勝利した横浜FCはリーグ戦8試合ぶりの勝利、敗れた神戸はリーグ戦2試合白星なしとなった。次節は12日に行われ、横浜FCはアウェイでアビスパ福岡戦を迎え、一方の神戸はアウェイで川崎フロンターレと激突する。

【スコア】
横浜FC 2−0 ヴィッセル神戸

【得点者】
1−0 23分 井上潮音(横浜FC)
2−0 65分 山下諒也(横浜FC)

サッカーキング

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