初日出遅れも「全体的に悪くなかった」 石川遼が“前向き”なワケ

2024年8月8日(木)15時32分 ALBA Net

石川遼は好発進ならずとも気持ちは明日へ(撮影:上山敬太)

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<横浜ミナトChampionship 〜Fujiki Centennial〜 初日◇8日◇横浜カントリークラブ(神奈川県)◇7207ヤード・パー71>

今年で2回目の開催となる灼熱の横浜戦が開幕した。6月の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」でツアー19勝目を飾った石川遼は、初日を5バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの1オーバー「72」のラウンドとなった。


朝一はティショットをフェアウェイに置き、2打目をピン右5メートルに乗せて2パットのパー発進だったが、2番から連続ボギーを喫した。1番、2番のセカンドは打った後にクラブから手を離し、グリーンを捕らえることができず精彩を欠いた。

それでも、4番パー5で2打目をグリーン手前のエッジまで運ぶと、そこから寄せてバーディ。6番、9番とつけたチャンスをしっかり沈め、出だしの連続ボギーを帳消にし、前半は1アンダーでハーフターンした。

しかし、後半はさらに苦しい展開となった。10番でボギーを叩くと、多くの選手が“長くて難しい”と話す11番パー4(492ヤード)で痛恨のダブルボギーとなった。「すごく難しいホールですけど、自分が右にミスをしてしまったので、自分のミスなので仕方ない」と悔しい部分もあるが、この結果を受け入れている様子だ。

それには、「パッティングとか全体的に悪くなかった」と好材料があるから。スコアだけ見れば好スタートとは言えないが「ダメだったホールを修正できれば」と気持ちは2日目に向いている。「あすは、いいプレーができればいいかなと思います」。週末行きへ、2日目は“調子と結果”を結び付ける一日としたい。(文・高木彩音)


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