小椋藍、Moto2で初フロントロウ獲得「セットアップ変更がとても良く機能した」/MotoGP第10戦スティリアGP

2021年8月8日(日)5時38分 AUTOSPORT web

 8月7日、オーストリアのレッドブル・リンクで行われた2021年MotoGP第10戦スティリアGP Moto2クラスの予選で小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は2番手グリッドを獲得した。Moto2クラスでは初のフロントロウとなる。


 2018年にホンダ・チーム・アジアからMoto3クラスでデビューを飾った小椋。2019年には3度のフロントロウを獲得して1度表彰台に上っている。


 2020年は第7戦サンマリノGPでポールポジションを獲得し、それを含む2度のフロントロウで7度の表彰台を奪取してランキング3位となった。


 そして、今季はイデミツ・ホンダ・チーム・アジアからMoto2クラスに昇格。前半戦はトップ10に入る実力は見せたが、予選と決勝ともにトップ3には届いていなかった。

Moto2:小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)/2021MotoGP第10戦スティリアGP


 後半戦のスタートとなった今大会、第10戦スティリアGPの初日は総合8番手。小椋は「走行を重ねるにつれ、少しずつフィーリングが戻ってきました。午前のFP1ではあまりタイムを期待しませんでした」と初日を振り返った。


 2日目はFP3で7番手タイムを記録。ダイレクトで予選Q2に進出すると10周を周回し、8周目にマークした1分28秒789で2番手となりMoto2クラスで初のフロントロウを獲得した。

2021MotoGP第10戦スティリアGP Moto2のフロントロウを獲得したレミー・ガードナー、小椋藍、マルコ・ベゼッチ


■小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia) 予選:2番手
「(Moto2で)初めてのフロントロウ獲得に満足しています。今週は、FP1の走行から順調に走れています。これはとても重要なことです」


「今朝のFP3で、少しセットアップを変更したところ、とても良く機能しました。Q2の走り出しから、リズムよく走れ、結果、2位のポジションを獲得出来ました。自分を支えてくれているクルー、そしてチームの皆んなに感謝します」


「明日、もし雨なら、ル・マンで2ラップしか走行した経験がない自分にとっては、とてもチャレンジングなレースになると思いますし、そのようなコンディションの中でレースを学ぶ良い経験になると思います」

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