G大阪、鳥栖から19歳DF中野伸哉を期限付きで獲得「覚悟を持ってプレーします!」

2023年8月8日(火)13時47分 サッカーキング

中野伸哉がG大阪へ期限付き移籍(写真は2022シーズン)[写真]=清原茂樹

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 サガン鳥栖に所属するDF中野伸哉が、ガンバ大阪へ期限付き移籍することが決定した。8日、両クラブが公式サイト上で発表した。

 期限付き移籍の期間は2024年1月31日まで。新天地のG大阪では「33番」を背負うことが決定している。

 2003年8月17日生まれで現在19歳の中野は、左サイドバック(SB)やセンターバック(CB)を主戦場とするプレーヤー。鳥栖の下部組織で育ち、2020年8月にクラブ史上最年少となる「16歳11か月15日」で明治安田生命J1リーグデビューを果たした。翌年夏に正式にトップチーム昇格を果たし、2021シーズンは公式戦通算36試合に出場。しかし、今シーズンはここまでJ1リーグで4試合、YBCルヴァンカップで3試合、天皇杯で2試合の出場にとどまっている。

 A代表への招集経験はないものの、これまで各年代別の日本代表としても活躍。来年のパリ・オリンピックへの出場も期待されている。

 シーズン途中での移籍が決まった中野は、G大阪のクラブ公式サイトを通じて次のように意気込みを示している。

「このたび、サガン鳥栖から期限付き移籍で加入する中野伸哉です。ガンバ大阪という素晴らしいクラブに来ることができて大変嬉しく思います!ガンバ大阪のために覚悟を持ってプレーします!チームに早く馴染み試合に出場しチームの勝利に貢献できるように頑張りますので応援よろしくお願いします!」

 また、鳥栖のクラブ公式サイト上では次のようなコメントを発表した。

「この度、ガンバ大阪に期限付き移籍することになりました。ジュニアユースから7年半お世話になったサガン鳥栖を離れるのはとても寂しいですが、プロサッカー選手としてより活躍するためにこの決断をしました。サガン鳥栖から海外に行くと自分の中で決めていたのですが、今シーズン試合になかなか絡めず思うように結果を残すことができなくて悔しい思いでした。なので、ここで一度環境を変え努力し、ひたむきに頑張ってきます。海外に行くという目標は変わらずあるのでブレることなくサッカーに取り組みます」

「サガン鳥栖では素晴らしい選手、監督、スタッフから本当に多くのことを経験させてもらい、その中での学びもたくさんありました。小さい頃からサガン鳥栖で活躍することだけを考え、日々努力してきてプロに昇格できた時はとても嬉しかったですし、プロ初出場の時も初ゴールの時もスタジアムでファン・サポーターの皆さんと一緒に喜び、闘えたことは僕にとってとても大きな財産です。ここまで成長できたのもサガン鳥栖があってこそだと心の底から思います」

「僕に関わってくださった家族、友達、ファン・サポーター、スポンサー様、監督、スタッフに感謝し、これからも活躍できるように謙虚に頑張っていきます。行ってきます!」

サッカーキング

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