『BMWコネクテッド・ドライブ』に新機能を追加、スマホアプリも日本導入へ
2018年8月9日(木)10時33分 AUTOSPORT web

BMWが現行ラインナップでの拡充を続けている『BMWコネクテッド』は、最先端テクノロジーを活用して車両とオーナー、そして情報をつなぐことでモビリティ・ライフをサポートする機能を持つコネクティビティだが、この『BMWコネクテッド』に新機能が追加されると同時に、新しいスマートフォン用アプリ“BMW Connected”をローンチ。iOSのみの対応ながら、8月3日から日本市場でも導入が開始されている。
安全運転支援機能のADASと並んで、いまや自動車メーカー各社がしのぎを削っての開発・導入を続けているコネクティビティ機能の分野で、輸入車メーカーの先駆けとして2013年に日本市場への導入を開始したBMWは、車載通信モジュールによりドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークでつなぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして『BMWコネクテッド・ドライブ』を展開してきた。
今回、BMWコネクテッド・ドライブに新たな機能を追加するとともに、より利便性を高めたスマートフォン向けアプリは、従来のBMW Connected、BMW Remoteなど複数のアプリで分散的に提供されてきた各機能を”BMW Connected”アプリに統合し、オープン・モビリティ・クラウド技術を活用した新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。
この新アプリ導入と同時に地図、車両情報、メンテナンス・サービスの3つの分野で導入された新機能は、地図機能に関してスマートフォンがBluethoothで車両に接続された直後、ワンクリックで車載ナビゲーション・システムの目的地設定が可能となる“Send To Car(センド・トゥ・カー)”や、出発時間通知、位置情報と最新の道路状況を加味した到着予想時間を、SMSで友人や家族、待ち合わせ相手などに簡単に知らせることができる“Share Trip Status(シェア・トリップ・ステータス)”など数多くの機能を追加。
ショッピングモールの広い駐車場などで車両の位置が分からなくなった場合でも、駐車した車両の位置を地図上で特定できる”リモート車両サーチ”なども、今回の改良によって、車両までの徒歩ルートを地図上に表示可能となっている。
また車両情報に関する機能では、車載カメラによる映像をスマートフォン上で確認でき、離れた場所から車両の周辺状況を映像で確認できるリモート3Dビューや、車両とは離れた場所から、ドア及びウィンドウの開閉状況を確認可能なドア/ウィンドウ開閉機能を追加。
メインテナンス・サービス面では、サービス・リマインダーをアプリ内でも確認できるようになったほか、ディーラー検索/予約、オーナー向けサイト「BMW Service Lounge」と連携したキャンペーン情報、BMWサービスの紹介記事を閲覧可能なBMWニュースなどが提供される。
その他、車載機能ではBMW SOSコールやBMWエマージェンシー・サービス、バッテリーガード、BMWオンライン、BMWドライバー・サポート・サービスなどは従来から引き続き利用可能となっており、アプリでもリモート・クライメート・コントロール、リモート・ドア・ロック/アンロック等の機能も提供されている。
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