OBが今夏のマンUを総括…「なぜアルデルヴァイレルトを獲得しなかった?」

2019年8月9日(金)17時26分 サッカーキング

マンチェスター・Uのトレブル達成20周年の記念試合に出場したルイ・サハ氏 [写真]=Getty Images

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 2003年冬から2008年夏にかけてマンチェスター・Uで活躍した元フランス代表FWルイ・サハ氏が、今夏の移籍市場における古巣の動向を評価した。7日、大手ブックメーカー「bwin」が伝えた。

 サハ氏は「マンチェスター・Uはここ数シーズン置かれていた“その場しのぎ”のDFが多すぎる状況を変えるために本気で動く必要があった。移籍市場はこの10年で急速に変わって、DFは昔のような値段で取引されなくなった。ユナイテッドがトップに戻りたいなら、MFとFWに強力な選手を置くだけじゃダメなんだ」と前置きしてから、今夏に実現しなかった移籍についてそれぞれコメントした。

■アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(ユヴェントス)について

「マンチェスター・Uはディバラのような選手を誘惑するベストの立場にいない。彼ほどの選手がスタメンを確約されていないのはクレイジーな状況だけど、彼はチャンピオンズリーグ出場権とスタメン保証のあるクラブを探していた」

「今のユナイテッドは安定性と一貫性に欠いている。認めたくはないけど、(今のクラブは)マンチェスター・Cやリヴァプールとは差が開いていて、かつて持っていた魅力がないんだ」

■デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(トッテナム)について

「市場が閉まる前にエリクセンの獲得に挑戦しなかったなんて、マンチェスター・Uは気でも狂っていたんじゃないかと思うよ。プレミアリーグにおいて、彼以上に守備と攻撃をつなぐ存在はいない。彼の契約(が残り1年という)状況とリーグでの経験を踏まえれば、ユナイテッドが彼を狙うべきだったことは明白だ」

■フランス代表MFポール・ポグバのレアル・マドリード移籍の噂について

「この市場の状況じゃ(移籍は)遅すぎるね。ほかのリーグよりも移籍市場が閉まるのが早いプレミアリーグのクラブは大物選手の放出にためらうことになるだろう」

「今夏のポグバのプロ意識は素晴らしかった。彼は彼自身のフットボールに集中していたし、笑顔でプレーしていた。マンチェスター・Uが彼を失う可能性がないことは素晴らしいことだよ」

■ベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム)について

「なぜマンチェスター・Uがアルデルヴァイレルトの契約解除条項を発動させなかったのか、私にとっては完全な謎だ。今夏にユナイテッドがDFに費やした金額を見ると、経験豊富な“バーゲン品”を獲得できたんじゃないかと思わされるよ」

■ウェールズ代表FWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)について

「彼は年齢やケガのことについて語られがちだが、彼は独力で試合を変えられる選手だ。(獲得していたら)ユナイテッドを優勝争いの常連に戻していただろう」

サッカーキング

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