マルコス・ジュニオールが広島に完全移籍!4年半を過ごした横浜FMに別れ「“我々”の優勝を…」

2023年8月11日(金)20時14分 サッカーキング

横浜FMの“10番”マルコス・ジュニオールが広島へ [写真]=金田慎平

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 サンフレッチェ広島は11日、横浜F・マリノスよりFWマルコス・ジュニオールが完全移籍にて加入することを発表した。

 マルコス・ジュニオールは1993年1月19日生まれの現在30歳。母国フルミネンセでキャリアをスタートさせると、ヴィトーリアへの期限付き移籍を挟み、2019年に横浜FMに完全移籍加入した。同シーズンは左ウイングからスタートしたものの、センターフォワードを経てトップ下で才能が開花。最終的には明治安田生命J1リーグ33試合の出場で15ゴールを挙げ、横浜FMにとって15シーズンぶり4度目の優勝に大きく貢献した。個人としてもJリーグベストイレブンを受賞し、当時のチームメイトの仲川輝人(現:FC東京)と並んで得点王にも輝いている。

 翌2020シーズンも明治安田生命J1リーグ28試合出場で11ゴールを挙げ、二桁得点を達成すると、2021シーズンからは背番号を10に変更。2022シーズンは自身の負傷と新加入したFW西村拓真がトップ下でフィットしたこともあって出場時間が減少し、明治安田生命J1リーグ23試合の出場でノーゴールにとどまっていた。復活を期して臨んだ今シーズンはここまで明治安田生命J1リーグ18試合のピッチに立って2ゴールを挙げている。

 完全移籍に際し、マルコス・ジュニオールは横浜FMのクラブ公式HPを通してコメントを発表。4年半を過ごした横浜FMに別れの言葉を綴り、今季の優勝に向けてエールを送った。

「まずはじめに、ファン・サポーターの皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいです。本当にありがとうございました。4年半、このクラブで戦ってきた日々を振り返ると、様々な良い思い出がありますし、どこへ行っても、横浜F・マリノスは僕の心にあります。このクラブでは、仲間であったり、目標の達成であったり、色々なものを得ることができました。そのような達成感があるなかで、僕はこのクラブを去ります」

「今シーズンも、必ずこのクラブが、“我々”がリーグ優勝することを僕は信じています。“我々”と表現する理由は、僕はここまで横浜F・マリノスの選手としてリーグ戦に出場してきたからです。今シーズン、優勝した際には、僕も必ずメダルをもらいたいなと思っています。あらためまして、本当にありがとうございました」

 また、新天地となる広島のクラブ公式HPでは意気込みをコメント。移籍を決断した背景の一部にも言及した。

「はじめまして。サンフレッチェ広島という伝統あるクラブに加入することができ、嬉しく思います。僕のポテンシャルを評価してくれて本当に感謝していますし、ここ何年か新たなチャレンジが必要なのではないかと考えていたので、今回移籍を決めました」

「新たなチャレンジですし、学ばなければならないことがたくさんあると思いますが、いち早くチームに溶け込んで、サンフレッチェのために戦いたいと思います」

サッカーキング

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