貴方は本当にSUVやクロスオーバーが必要ですか? その代替となりそうなクルマをAutoblog編集部が選ぶ!

8月12日(日)17時0分 日本版Autoblog



最近世界的に人気が高いSUVやクロスオーバーは、一般的に着座位置が高く、素晴らしい視界をドライバーに提供してくれる。確かにこれは気分が良い。それは我々も理解している。しかし、誰も彼もが競い合うようにSUVやクロスオーバーに飛びつく今だからこそ、その代替となりそうなクルマにも目を向けてみようではないか。

例えばステーションワゴンの中には、高い実用性を備えながらも、背の高いSUVより重心が低いことからハンドリングが優れ、運転するのが楽しいクルマも多い。運転に楽しみを求めない人にとっても、悪天候時には高い安定性が得られるだろう。また、最近のワゴンは見た目もハンサムだ。上の画像のボルボ「V90」をご覧いただきたい。クロスオーバーとしてはカッコ良い「XC90」も、これに比べたら生活感と家庭のにおいが漂う。ワゴンは一般的にSUVより燃費も良く、さらに少々のラフロードは走破できるように最低地上高を引き上げ、優秀な4輪駆動システムを搭載したモデルも存在する。貴方の生活やクルマの使い方と、現在市場で売られている様々な車種をもう一度よく見直せば、貴方にとってSUVやクロスオーバーより適したクルマが見つかるかもしれない。

今回はAutoblog編集部が選んだ、理想を低めることなくSUVやクロスオーバーの代替となりそうなモデルをいくつかご紹介しよう。

スバル「クロストレック」(日本名:「XV」)

スバルは(今もなお優れたクルマである)「アウトバック」(日本名:レガシィ アウトバック)で、ワゴンの車高を引き上げてクロスオーバー風のトリムで飾り、一種のSUVとして売るという魔法の方程式を編み出した。この考え方を推し進め、「インプレッサ アウトバックスポーツ」(日本では「インプレッサ グラベルEX」)や、もっとSUVらしい形状をした「フォレスター」へと導いた。スバルによるこれらのクルマは全て従来型のSUVとは異なり、乗用車のプラットフォームをベースにしている。そしてこれらのクルマが、ワゴンとクロスオーバーの境界線が実に曖昧であることを明らかにしたのだ。

この境界線上でオレンジ色に輝いているクルマが、スバル クロストレックだ。同車は言うなれば、"クロスオーバーという電車から降りよう"と考えている人たちを、穏やかに誠実に導こうとしているクルマだ。ベースは一般的なハッチバックだが、実用性は高く、車内の広さも十分で、定評あるAWD(全輪駆動)システムを装備し、クロスオーバーの衣装を纏っている。自分で積極的に操りたいという人のために、6速マニュアル・トランスミッションも(どういうわけは日本では設定がないのに米国には)用意されている。そうでない人にも、良くできたCVTはお薦めできる。

アウディ「A4 オールロード クワトロ」

先代モデルと同じく、新型オールロードはミッドサイズSUVのカッコ良い代替車である。「A4 アバント」をベースに最低地上高をわずかに上げたサスペンションを組み合わせ、ルーフレールやフェンダーフレア、ボディ下部のクラッディング、垂直ルーバーのグリルなど、アウトドアで逞しさを強調するための装備が追加されている。自動車の純粋主義者が誰も到達できなかったその巧みなデザインは、実に見事だ。

2.0リッター直列4気筒直噴ターボ・エンジンは最高出力252psと最大トルク370Nmを発生。アウディ独自の4輪駆動システム「クワトロ」の最新バージョンは、晴天の高速巡航中など4輪駆動の必要がない場合には後輪への駆動系を完全に切り離し、無駄な燃料消費を抑える。このA4 オールロード クワトロは、SUVの視覚的な押しの強さを必要としない人、そしてスバル アウトバックに乗るには自尊心が強すぎる人にお薦めできる魅力的なパッケージだ。

ボルボ「V60」

ボルボの新型V60は、大きなV90から多くの長所を受け継ぎつつ、よりコンパクトなサイズで、美しいプロポーションにまとめたステーションワゴンだ。スーパーチャージャーとターボチャージャーの両方を備えた2.0リッター直列4気筒ガソリン・エンジンのほか、これに後輪を駆動する電気モーターを組み合わせた「ツインエンジン」と呼ばれるプラグイン・ハイブリッドも設定される。

巷に溢れるSUVやクロスオーバーよりも扱いやすいサイズでセクシーなクルマが欲しいなら、新型V60の導入を待つ価値はあるだろう。

BMW「MINI クラブマン」

新型MINI クラブマンは大方の予想通り、先代より大型化した。だが、最も大きな変更点は、(先代の右側に設けられていた小さな後部座席用ドアを廃して)正真正銘の4ドアとなったことだろう。もはや"ミニ"とは言い難いほど、ボディが長くワイドになったことを残念に思うファンもいるとは思うが、車内の快適性や実用性が向上したことは否めない。今や4輪駆動の「ALL4」も用意される。

以前と変わらず、クラブマンを運転すれば笑顔になるだろう。MINIらしい運転の楽しさと自己主張は健在だ。2.0リッター直列4気筒ターボを搭載する「クーパーS」は先代より大幅にパワフルな最高出力192psと最大トルク280Nmを発生する。日本では低燃費・大トルクのディーゼルも選べる。一般的な小型のクロスオーバーと比べると車高は低めだが、特徴的な観音開きのバックドアを採用することで、楽に荷物の積み降ろしが行える。他のクロスオーバー車よりも個性が欲しいならクラブマンが確実な選択だ。

By AUTOBLOG STAFF

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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