イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第11戦オーストリアGP 予選レポート

2018年8月12日(日)10時30分 AUTOSPORT web

長島は7列目からオーストリアGP決勝へ
パウィは8列目スタート


Rd.11 オーストリアGP/レッドブルリンク・サーキット
2018年8月11日(土)
コンディション:ドライ
気温:23℃ 路面:36℃


 土曜の予選を終え、1分30秒555を記録したIDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太は、日曜のオーストリアGP決勝レースに向けて7列目21番グリッドを獲得しました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは22番手。ベストラップタイムは長島と同じ1分30秒555でした。


 午前のFP3はウエットセッション。長島とパウィは無用なリスクを避け、慎重なセットアップ確認に終始して、長島はセッション21番手、パウィは29番手で締めくくりました。


 午後の予選は、ドライコンディションになりました。セットアップを煮詰める充分な時間はありませんでしたが、IDEMITSU Honda Team Asiaの両選手は全力を傾注してセッションに取り組みました。


 明日は、現地時間午前9時10分(日本時間午後4時10分)から20分のウオームアップ走行が行われます。25周で争うオーストリアGP決勝レースは、午後12時20分(日本時間午後7時20分)にスタートする予定です。


長島哲太(21番手 / 1’30.555 / +1.146)


「昨日課題だったセクター2を改善したかったのですが、ドライセッションの時間が少なく、思ったほどの前進を果たせませんでした。フロントが何度も切れ込み、3コーナーと4コーナーだけで0.5〜0.6秒ほど損をしています」


「ここさえよくなれば、ラップタイム全体が一気に向上すると思います。レッドブルリンクは昨年もいい戦いをできたので、明日の決勝レースも自信を持って臨みます」


カイルール・イダム・パウィ(22番手 / 1’30.555 / +1.146)


「今日はセットアップを煮詰める充分な時間がありませんでした。昨日から抱えていたリアの接地感の問題のために、ハードにフロントブレーキを効かせることができない状況です。チームはスイングアームを短くすることで対策を狙ってくれましたが、今度はウィリーなどの課題が発生してしまいました」


「明日のウォームアップで、さらに微調整を施し、セットアップ面の良い落としどころを見いだしてレースに備えます」


青山博一 チーム監督


「昨日はウエットコンディションでいいタイムを出していたものの、油断はできないと思って両選手を見ていたのですが、今日は案の定、その危惧が的中する予選になりました。長島に関しては、フロントのフィーリングがまだ充分ではないようなので、そこを詰めて明日の様子を見たいと思います。パウィも、マシンバランスでまだ見直すべきところがあります」


「我々はもちろん、バイクの改善に全力を注ぎますが、両選手とも、セットアップの状態にかかわらず全力で走りきるガッツを見せてくれることも期待をしています」


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