【巨人】どこに投げられても運ぶゲレーロ、2打席連発4打点 4連勝でDeNAに2差

8月12日(月)6時1分 スポーツ報知

3回2死一、二塁、ゲレーロが2打席連続本塁打となる14号3ランを左越えに放ち、バットを投げる(カメラ・橋口 真)

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◆巨人7—1ヤクルト(11日・東京ドーム)

 巨人はゲレーロが2打席連発4打点の活躍で1分けを挟み4連勝とした。ゲレ砲は2回に巨人令和100号となるソロ、3回には14号3ランを放ち、試合を決定づけた。5回には丸が4年連続となる20号2ランでダメ押し。ドラフト1位の高橋は6回1失点9奪三振で約3か月ぶりの4勝目を挙げた。投打がかみ合った巨人。ゲーム差を2位DeNAと2、3位・広島とは3・5に広げた。12日からは今季2勝6敗1分けで苦手とするマツダでの広島戦。この勢いで天敵も叩く。

 打った瞬間、ゲレーロはゆっくりと歩み出し、しばらく打球の行方を見つめた。大きな弧を描いた白球が左翼席中段へ消えるのを見届けてから走り出した。「得点圏でしたし、あの一発で試合が決まった。ヤクルトの勢いが完全に消えた。そういう意味で素晴らしい一本だったと思う。状態イイネ!」と自画自賛した。

 豪快弾が飛び出したのはリードを2点に広げた直後の3回2死一、二塁。先発左腕・高橋のやや内寄りの高めの直球を振り抜いた。苦手なコースにしっかりと対応し、2打席連発となる14号3ランで突き放した。

 口火を切ったのも、ゲレ砲だった。2回先頭では外角低めの直球を右翼席へ2試合ぶりとなる先制の13号ソロ。チームの令和100号を記録した持ってる男はどこに投げられてもスタンドまで運べる無双状態にある。9日からのこのカード3試合で9打点4発。8月は28打数11安打で打率3割9分3厘と絶好調だ。

 お立ち台で発した「状態イイネ」という言葉がチーム内で流行中。この日、球団からは関連グッズが販売開始された。最もこの言葉を口にしているのがゲレーロだ。今季、ホームラン後にベンチに戻るとナインが自分に投げかけたことがきっかけで覚えた。当初は「なんとなく」理解して使っていたが次第に意味を知った。以来、自らに言い聞かせるように連呼した。不思議と、この言葉を口にすればするほど打撃の状態は向上した。

 だが好調なのはまぐれではない。今季は打撃不振に苦しみ、2軍降格を味わうこともあった。ファームでは内田巡回打撃コーチから赤ん坊をあやすようにステップを踏む教えを受けた。体が突っ込み過ぎず、「ボールと自分の体の距離を(適切に)取る」ためにバットを振り込んだ。「素晴らしい時間だった」と同コーチへの感謝を口にした。

 チームは8カードぶりの同一カード3連勝を含む4連勝で12日から敵地・マツダでの広島戦に臨む。原監督も「このところやられっぱなしだからね。まずはしっかりと、がっぷり四つに組んだ状態で中盤、後半を迎えられるようなゲーム展開にしたい」と意気込んだ。

 「とにかくいつも通り100%でグラウンドに立って、勝利に貢献できるよう頑張りたい」とゲレーロ。状態イイ助っ人砲のバットは、もう手がつけられない。(小林 圭太)

スポーツ報知

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