巨人ドラ1・高橋復活!「ショートスターター」一転、6回1失点4勝目 22歳同姓対決制した

8月12日(月)5時48分 スポーツニッポン

お立ち台でゲレーロ(左)とサムアップポーズをする高橋(撮影・篠原岳夫)

写真を拡大

 ◇セ・リーグ 巨人7−1ヤクルト(2019年8月11日 東京D)

 巨人・原辰徳監督(61)のタクトで、ドラフト1位左腕が復活した。11日のヤクルト戦に「ショートスターター」の想定で起用された高橋優貴投手(22)が、6回を4安打1失点。自己最多タイの9三振を奪い、5月6日のDeNA戦以来約3カ月ぶりの白星となる4勝目を挙げた。自身3連敗中だったが、ブルペンで「第2先発」が待機する中で発奮。チームを8カードぶり、後半戦初の同一カード3連勝に導いた。

 先発で短いイニングを投げ、2番手以降に託す「ショートスターター」として任されたマウンド。終わってみれば、チームにはうれしい誤算だ。高橋は6回を投げ、約3カ月ぶりの4勝目を挙げた。

 「なかなか勝てなくて、いつ勝てるんだろうと思っていた。諦めずに必死に練習したかいがありました」

 5月6日までに3勝を挙げたが、以降は3連敗。長い2軍暮らしも経験した。7月の2度の登板は四球で走者をため、いずれも3回途中降板。7月31日の広島戦後、原監督は「ストライクを投げる勇気がなければ相手を抑える確率は下がる」と発奮を促していた。

 「ショートスターター」として送り出したのは、長い回を投げることを考えず、立ち上がりから全力で投げさせるため。一方、第2先発として2軍から高田を昇格させた。前日には中川、デラロサをベンチから外して休ませ、救援陣全員で戦う準備を整えていた中、期待以上の好投だ。

 高橋には高田の存在も発奮材料だった。「年下なので、絶対(マウンドを)明け渡すかと思って投げた」。4回無死一、二塁で村上からスライダーで空振り三振を奪ったのを皮切りに4者連続三振。最速149キロの直球とスライダー、スクリューを駆使し、自己最多112球で同タイの9三振を奪った。

 左腕は苦境を打破するため投球フォームを変更。7月31日広島戦の初回を終え、水野投手コーチから2段モーションについて「おまえは気持ちよく投げてるけど、向こうも気持ちよく打ってるぞ」と指摘された。そこで無走者時もセットポジションにし、2回を3者凡退に抑え「その通りだと思って」2段モーション封印を決めた。

 原監督は「彼にとってもジャイアンツにとっても非常に大きい。春の頃の勢いも出てきていますし、次回登板も楽しみ」と称賛。22歳左腕同士の「高橋対決」を制し、後半戦初の同一カード3連勝の立役者に。「“絶対勝つんだ”という気持ちが勝ったのかなと思います」。たくましさを増したルーキーが、そこにいた。(岡村 幸治)

スポーツニッポン

「巨人」をもっと詳しく

「巨人」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ