大迫勇也が今季初戦でゴール。監督の信頼も絶大で「手応えはある」

8月12日(月)6時57分 Sportiva

 ブレーメンで2シーズン目を迎える大迫勇也が、例年以上に好調なスタートを切った。今季公式戦初戦となったドイツ杯1回戦、アトラス・デルメンホルスト戦で先制点を挙げ、6−1の大勝にチームを導いた。ドイツ杯1回戦では昨季も得点を挙げている。ただ確実に、昨季とも、それ以前とも違う手応えが大迫にはある。


ドイツ杯1回戦で先制ゴールを挙げ、勝利に貢献した大迫勇也(ブレーメン)

 昨季との違いは、プレシーズンの期間中、チームとフルに行動を共にすることができたという点に尽きる。これは6月のコパ・アメリカの日本代表メンバーに入らなかったことによる。さかのぼれば今年1月、大迫はアジアカップで負傷してブレーメンに戻ったことが原因で、クラブ側が日本協会に対して大迫の代表招集に釘をさすこともあった。

 もっとも、大迫本人はコパ・アメリカでのプレーに意欲を見せていた。日本国内で行なわれる親善試合に比べて、南米での本気の勝負は「楽しそうだ」と話していた。今夏の招集はキリンチャレンジ杯のみで、そのあとは通常通りの休みが与えられた。結果として、十分に休み、英気を養ってシーズンに臨むことになった。

「久しぶりに、キャンプを(チームと一緒に)過ごしたので、ブレーメンは特に練習するチームですからかなりきつかったですけど、そのなかでしっかりとコンディションは上がってきているので、手応えはありますね」

 いつものような早口で、しっかりと言い切った。
 
 チームと過ごす時間が長いこと、移動や時差などの負担がかからないことがどれだけパフォーマンスに好影響を与えるかについては、大迫は身をもって経験している。ハリルジャパン時代の2016−17シーズンがまさにそうだった。

 シーズン中に行なわれたロシアW杯予選で、大迫が出場したのは2016年のサウジアラビア戦と2017年のUAE戦のみ。この間、当時の所属先だったケルンでは、リーグ戦で7得点を挙げ、チーム内での評価を確固たるものにした。

 この夏、印象的だったのは、練習試合を重ねている間から、フロリアン・コーフェルト監督が大迫への高評価を口にしていることだ。

 ここまでのところ、メンバーは昨季とほとんど変わらず、大迫は「メンバーが変わらないことはでかいですね。それに僕のプレースタイルにすごく合うと思います」と語っている。そのなかでも指揮官は大迫にフォワードとして絶対的な信頼を置き、構想の中心に据えている。

 監督とのコミュニケーションも取れており、互いに要望を伝え合っているという。

「1対1で話しながらという感じです。『点を取れ、点を取れ』とは言われるので、しっかりと期待に応えたいです」

 監督からの期待は、結局のところ得点という一点に集約される。確かに昨季の大迫はリーグ戦3得点と物足りなかった。大迫には、攻撃的なポジションであればトップであれ2列目であれ、どこででもできる器用さがあり、重宝がられて起用される面もあった。だが今季、大迫に求められるものはあくまで得点。ポジションも、サイドではなく中央だ。

「真ん中ですよ、今年は。それは監督とも話したし、『今年は真ん中でしか使わない』と言われました。その希望は去年から言っていたので」

 リーグ戦開幕まであと1週間。大迫は充実した表情で語る。

「ずっとハードな練習をしてきたので、まずは疲れを取ることが大事じゃないですか。しっかりフレッシュな状態にしたいと思います」
 
 いつも以上にやってくれそうな空気を漂わせていた。



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