JRCA、豪雨被害を受けた唐津市への義援金募集活動を実施。全日本ラリー開催地域の早期復興を支援

　JRC全日本ラリー選手権など国内ラリーの振興と発展、認知向上を目的とする団体であるJRCAは、『令和5年7月九州北部豪雨災害』によって被害を受けた佐賀県唐津市への義援金を募集する活動を実施すると発表。8月9日よりクラウドファンディングサイト（https://readyfor.jp/projects/jrca）を活用し、支援の協力者を募っている。

　佐賀県の北西部に位置する唐津市は、国内ラリーシリーズの最高峰に位置する全日本ラリー選手権の開催地のひとつだ。今季も4月14日（金）から16日（日）にかけて、2023年シーズン第3戦『ツール・ド・九州2023 in 唐津』が開催され、元F1ドライバーでスーパーGT GT500クラス王者、そして現チャンピオンでもあるヘイキ・コバライネン（シュコダ・ファビアR5）が総合優勝を飾った。

　その唐津市では、7月上旬に九州北部を襲った豪雨によって同市浜玉町で民家を巻き込む大規模な土砂崩れが発生。また、河川災害や山林土砂災害、道路通行止めなどの被害も数多く発生し、それらの復旧作業は現在も続いている状況だ。

　このような状況を受け、JRCAはこれまでの全日本ラリー唐津ラウンド開催に係る協力への感謝とともに、同地域の早期復興に向けた一助となるべく、義援金を募ることを決定したという。具体的にはJRCA会員を中心にクラウドファンディングを活用して寄附を募り、集まった義援金から諸経費を除いた全額を『ふるさと寄附金』として唐津市に寄付するとしている。募集期間は8月9日（水）から30日（水）まで。

　JRCAによる佐賀県唐津市への義援金活動実施要項は以下のとおりだ。

■全日本ラリー開催地域 佐賀県唐津市での大雨災害による義援金の募集

目的：全日本ラリー選手権をはじめ、多くのラリー競技会開催地としてご支援をいただいている佐賀県唐津市の豪雨災害復旧支援の一助とする。
寄附方法：佐賀県唐津市の『ふるさと寄附金』に、復興支援金として寄附を行う。
目標金額：30万円
募集期間：2023年8月9日（水）〜8月30日（水）23時
寄附内訳：JRCA会員を中心に、クラウドファンディングを活用して寄附を募る。集まった寄附金、および不足額をJRCA予算より供出し、8月22日に寄附を行う。また、クラウドファンディングは8月30日まで展開し、目標金額以上が集まった場合は追加で寄附を行う。
クラウドファンディングサイト：https://readyfor.jp/projects/jrca

※8月22日（火）に唐津市役所にて、同市副市長の脇山行人氏、経済部長の八島大三氏にご出席いただき、JRCA会長の新井敏弘より寄附金贈呈を行う予定。
※クラウドファンディング「READYFOR」のシステムを利用しています。